東京マラソンチャリティ"つなぐ"の寄付金で森林整備したコースを走る
第3回「多摩川源流トレイルラン」に
東京マラソン前回大会のチャリティランナーが参加してきました!
東京マラソン財団では、東京マラソンのチャリティ事業の一つとして、「山梨県緑化推進機構」を通じて東京の水源地の森林保護のため、間伐作、山道整備、標識設置などを推進しています。
2011年9月18日(日)に、寄付金で山道整備を行ったコースを走る「第3回多摩川源流トレイルラン」が行われ、2011大会のチャリティランナーの福井 高尚(ふくい たかなお)さんが参加し、寄付金がどのような形で役立っているのかを、ご自身の目で見ていただきました。福井さんは、
「整備された山道を走ることができ、土の感触を味わい森の中を走る爽快感を感じることができました。東京マラソンは、ただのお祭りではなく、チャリティなどのプラスアルファがあればいいと初年度から思っていたので、チャリティ制度には賛成しており、昨年も今年もチャリティランナーに応募させていただきました。2011大会で、支援先に山梨県緑化推進機構を選んだのは、20年後の未来を考えた時に、目に見える形で(木を何本植えたなどとして)、自然を残したいと思ったからです。今日走ってそれを実際に感じられたので、本当によかったです。今後も、寄付金がどう役立っているかもっと多くの人に分かるように表現してほしいです」
とコメントしました。
また、今回支援を受けた側である小菅村役場 源流振興課の中川 徹(なかがわ てつ)さんは、
「既存のお金では、どうしても制度的に規制があり、整備しなければいけない部分の整備ができませんでした。しかし、今回支援していただき、森の間伐をし、山道を整備することができ、今回も無事に約630人の方に『多摩川源流トレイルラン』を走っていただくことができました。本当に感謝しています。昨年は300人が走ったこの大会に、今回倍の人数の方に走っていただくことができたのは、東京マラソンチャリティ"つなぐ"の支援があったからこそと感じています。自然を大切にしようと感じるような、自然の良さは、実際に来て見て感じてもらわないといけないので、このように支援金を大切に使わせていただき、環境整備を行っていきたいです」
と、支援の感謝を語っていました。
2011年、世界標準のマラソン大会を目指して、スポーツを通じた社会貢献を目的に、東京マラソンではチャリティ制度をスタートさせました。10万円以上の寄付をして、フルマラソンに参加しチャリティ活動をアピールしていただくチャリティランナーは、707名集まりました。また、「東京マラソン2012チャリティ"つなぐ" 」では、引き続き寄付金、チャリティランナーの応募を受付けています(フルマラソンのみ先着3000人 11月30日締切)。
東京マラソン2012チャリティ"つなぐ"募集概要
【募集期間】
寄付金:2012年3月31日(土)午後5時まで
チャリティランナー:2011年11月30日(水)午後5時まで
【申込み方法】
東京マラソン公式ウェブサイトhttp://www.tokyo42195.org/
チャリティスポンサーゼビオ株式会社ウェブサイトhttp://www.xebio.co.jp/
両サイトからお申込みできます。
大会概要
第3回多摩川源流トレイルラン
日時:2011年9月18日(日) スタート9:00
距離:30km(制限時間4時間30分)
参加人数:約630人(参加されたチャリティランナーは1名)
主催:多摩川源流トレイルラン大会実行委員会
後援:小菅村、社団法人大多摩観光連盟、西東京市役所トレイルランニングクラブ、
日本スポーツ&ボディ・マイスター協会(JSBM)