さぁ、自分自身を見つめなおす
旅に出かけよう
大会開催を三日後に控えた2012年5月15日、東京渋谷区のゴールドウイン東京本社で大会参加者を対象とした「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF) 2012 カウントダウン パーティー」が開催されました。
大会実行委員長の鏑木毅氏「
この大会の開催にあたり、たくさんの人にご協力をいただきました。多くの人たちの想い、情熱に感謝をしています。
今、トレイルランニングは日本で大きな盛り上がりを見せています。UTMFは単に、タイムや順位を競う大会ではありません。自分の限界を常に見つめながら歩む、壮大な旅です。大会に参加される皆様は、是非、富士山に見つめながら歩む旅を、楽しんでいただきたいと思います。
また、今回の大会には、地元の10市町村より、多くのボランティアにご協力をいただいております。心温まるエイドステーションでのおもてなしも、魅力のひとつです。
10年、20年、30年経ったときに、この第1回大会に関わった人たち、参加した人たちが誇りに思えるような大会にしていきたいと思います。この週末が、皆様の人生の1ページに残るような、すばらしい時間になることを、心より願っております」
と挨拶。
トークショーの第一部は大会実行委員長を務める鏑木毅氏、そして、UTMFと精神を共有する世界最高峰の大会「ザ・ノース・フェイス ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)」のディレクターを務め、フランスより来日したカトリーヌ・ポレッティ氏、さらにその夫でUTMFにも出場するミシェル氏がUTMBの誕生秘話や苦労話をかたりました。
第2部は海外からの有力選手たちが登場。みな日本の大会に出場するのは初めてだそうで、海外でも有名な富士山の周りを走る初めてのレースに挑む準備は万全のようです。
このパーティーで鏑木実行委員長やカトリーヌ・ポレッティ氏、そして選手たちからも多く聞かれた言葉が「ウルトラトレイルは旅である」ということ。レースではあるのだけれど、それ以外にも「旅を楽しむ気持ちを忘れないで」という言葉が印象に残りました。