【BROOKS】2012モデルは｢カスケディア7｣と｢ピュアプロジェクト｣に注目！

BROOKSのトレイルランニングシューズといえば、あのスコット・ジュレックが開発に携わっている名品「カスケディア」シリーズがあまりにも有名です。2012年は「カスケディア7」となってバージョンアップしていますが、その他、新しいコンセプトのベアフットランニングシューズ「ピュア プロジェクト」にもトレイル用のシューズ「ピュア グリット」がラインナップされています。それでは、注目の「ピュア プロジェクト」の主要機能と「カスケディア7」について詳しく見ていきましょう。

ピュアプロジェクト」はBROOKSが世に問うベアフットランニングシューズ。ただ単に素足に近いだけではなく、ランニングシューズとして最小限の機能とサポートを提供することで、誰もがベアフットランニングを体験できるようにするのがコンセプトです。いきなり裸足で走ってふくらはぎや足裏に負担がかかってしまうという危険を最小限に抑えながらも、足が本来持っている機能を引き出せる、新しい感覚のシューズに仕上がっています。ドロップ（つま先と踵の高低差）は４mmに設定しながらも、足へのサポートはしっかりしているという、いわば次世代ベアフットシューズといえるコンセプトです。シューズは、軽量で柔軟性が高い素材と5つの最先端技術が採用されており、エネルギーロスが少なく、地面との接地感覚とスピード感覚をより得られます。

独自のスリムで理想的なフォルムのヒールにより、着地時の重心位置を前方に移し、下肢の適正なアライメントを実現すると共に減速要素を減らし、エネルギー効率を最大限まで高めます。

足の親指が独立して機能するように設計されています。前足部の柔軟性を向上させ、走行時の安定感、そして蹴り出す力を高めます。

解剖学的な観点から開発された足の形をかたどったフォルム。自然でジャストフィットしたサポートを提供します。

フィットの向上を追求した伸縮素材。様々な足型に順応し、甲をサポート。安定した走りを約束します。

"バイオモゴ"はBROOKS独自の、環境に配慮したミッドソールテクノロジー。BROOKS DNAは柔らかさが欲しい時はソフトなコンフォートを、しっかり支えて欲しい時は固めのサポートを提供できるオーダーメイド感覚のクッション。この二つをブレンドすることにより軽量化とすべてのランナーに適したクッション性を実現しました。（特許申請中）

スコット・ジュレック氏と開発したこのシューズは、不整地での走りやすさに注目しました。解剖学的に足を包み込む非対称のアッパー、尖った障害物から足を保護する"バリスティック・ロック・シールド"、どんな路面コンディションにおいても安定した走りを可能にする"ピボット・ポスト"機能が、過酷な山道でも快適な走りをサポートします。その他、「カスケディア7」のテクノロジーは以下の通り。

アウトソールとミッドソールの間の強化熱可塑性樹脂EVAシードが点荷重を分散させ、尖った障害物からフォアフット（前足部）を保護。

ランナーの体重やフォーム、走る速度に瞬時に適応する、独自のクッショニングシステム、BROOKS DNA（特許申請中）。バイオモゴと連携し、ランナーのスピードや地面の変化など、一歩一歩に瞬時に反応し、衝撃を分散させ理想的な履き心地とサポートを実現。

長寿命クッショニング、モゴミッドソールをさらにエコに。無毒性自然添加剤を利用した、バイオモゴ素材は、ランニングシューズのクッショニングとしての役目を終えた際も、通常の50倍の速度で、生物分解される環境に優しい素材。

地面との接触面積を最小限に抑えるよう設計された、それぞれ独立した外側と内側のピボット・ポストがさまざまな路面コンディションにおいても安定した走りを可能にする。

キャタピラー形状のクラッシュパッド。程よいクッション性と安定性を提供し、ランニング中のかかとからつま先への滑らかな体重移動を可能にする。

・分散シリカを材料とし、高い耐久性で長持ちする、環境に配慮したアウトソール。水に濡れたウエットなコンディションでもグリップ力を維持し、滑りにくい。

・着地から蹴り出しまで、効率的でバランスの取れた足のポジショニングを保持するために開発された、ミッドソールとアウトソールの素材。

軽量でしなやかなマイクロファイバーの生地を使ったアッパーは、優れた通気性、耐久性、そして履き心地を実現。