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今注目、ベアフット(裸足)ランニング講習会 レポート

最近、にわかに話題になっている「裸足」のランニングを体感すべく「裸足DE RUN -大人のための裸足教育-」にアナウンサーの沢野有希さんと一緒に参加してきました。

barefoot1.jpg講師は吉野剛氏。アメリカで裸足ランニングの研究を行い、現在のアメリカでの裸足ランのブームの火付け役となった1人。米「Wall Street Journal」誌の表紙も飾った、裸足ランニングの第一人者です。現在はSaitama Running Clubの代表コーチとして日本で活動しています。

参加者は、半信半疑のランナーから地下足袋やビブラム・ファイブフィンガーズを履いてくるツワモノまで。

最初に裸足で走ることの恥ずかしさを克服することからはじめ、その後は徐々に裸足に慣れていくのがレッスンの流れ、会場の代々木公園を集団で裸足で走ると、確かに注目されますね。でも、「気持ちよさそー」と共感してくれる人も。

さて、裸足で走ることの一番のメリットはなんでしょうか?

barefoot.jpg吉野氏の説明によれば、ランニングをして膝などが痛くなる原因は、足を伸ばして踵から着地をすることによる衝撃によるものが多く、裸足で走るようになると、つま先の一番幅の広い部分から着地するようになり、膝が曲がってふくらはぎの筋肉で衝撃を吸収できるようになるとのこと。その分、ふくらはぎに負担がくることになりますが、
吉野氏いわく、
「筋肉は鍛えれば強くなります。でも、関節は鍛えられません」
確かにその通り。

実際に裸足で走ってみると、確かに体の真下でつま先から着地するようになり、自然にストライドも小さくなっていました。子供のころにプールサイドを小走りしていたときの感覚を思い出しました。また、関節で受ける衝撃を筋肉でカバーしているという実感があります。問題はこれで長距離を走れるのかと言うことですね。

「例えばフルマラソンを完走しようとすると、人にもよりますが2-3年はトレーニングが必要かもしれませんね」(吉野氏)

いきなり裸足で走り回るのも無理があると考える方も多いと思います。まずは、裸足ということにとらわれるよりも、裸足になることによって生まれる(蘇える)人間の昔ながらの走法に注目してみるのが面白いと思います。そして、場所を見つけながらトレーニングの一つとして少しずつ取り入れていくのがいいかもしれません。関節に痛みを感じている方、タイムが伸び悩んでいる方は、トライしてみてはいかがでしょうか?

barefoot2.jpg

筋肉が短くなりながら収縮するコンセントリックと
長くなりながら収縮するエキセントリックの確認。
裸足で走るとエキセントリックになるという。
沢野さん(左)も興味津々

barefoot3.jpg

最初はジャンプなどの基本トレーニング。
これだけでもふくらはぎが・・・

barefoot4.jpg

リラックスして、小さなストライドで
徐々に慣らしていきます

barefoot5.jpg

さぁ、プチトレイルを走ってみましょう。
足裏の刺激に強い人と弱い人の個人差は
かなりあるようです。
でも、みんな一様に「気持ちいー」
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