BROOKS CASCADIA7
正常進化を遂げながらも
新しいチャレンジがある名品
その名の通り7世代目となるBROOKSのカスケディア。あのスコット・ジュレック選手との共同開発で、もちろん彼自身も使用するモデルです。ランニングシューズメーカーらしく、足入れした印象はトレーニング用のロードランニングに近いイメージ。一昔前はトレイルランニング用のシューズとしてはかなり戦闘的なイメージだったかもしれませんが、より軽く、より薄くなってきた昨今のシューズの中で見渡すと中間的なモデルといえると思います。実際、BROOKSのすべてのランニングシューズの中での位置づけは、クッション、プロネーションともに最も中庸な位置づけとなっています。
外観上、最も変わったポイントはシューレースの位置を足の形状に合わせて斜めにした非対称アッパーです。実はこれがかなりフィット感を良くしています。足の傾斜に合わせてレースを締めることができるので、圧が上部に集中することなく、足全体を包み込んでくれます。横幅も狭すぎることもなく、踵も比較的大きめなので足型を選ばないタイプと言えそうです。
アウトソールはロードランニングシューズでもお馴染みのキャタピラー・クラシュパッドや、トレイルの尖った障害物から足を保護するバリスティック・ロック・シールドなどが装備されています。トレッドパターンはどのようなサーフェスでもグリップを発揮するオールラウンドなタイプに感じました。
クッションはゆっくり走れば柔らかく、速く走ればしっかりとした剛性を確保するというブルックス自慢のDNA。ただ、それを覆うミッドソールやインソールもふわっとした印象なので、例えば下りで強く着地してもそれほど強い反発を感じることはありませんでした。むしろ、トレイル全般を通して優しく足を保護してくれたという印象です。
そして、BROOKSの中でもカスケディアだけに搭載されているのがピボット・ポストという機能です。両サイドのミッドソール、踵の少し前とフォアフット部、計4箇所に配置され、車の4輪独立サスペンションのように、トレイルのねじれた路面での足の安定感を高めてくれます。ソール全体を固くしすぎると凸凹を踏んだ時に足全体が傾いてしまい、結果疲れてしまうので、このように、4箇所で独立して稼働してくれるサポートならば最小限の負荷で走り切ることができます。ロードではあまり必要ではない、まさにトレイルのための機能といえるでしょう。
伝説のランナーが使用しているシューズだからといって、決して難しいということはなく、初めてトレイルを走るランナーでも問題なく使用可能だと思います。
前作に比べソールパターンも変わり、
カラフルになった。
オレンジの横線が
■価格/¥13,650
■サイズ/MEN:25 - 29cm WOMEN:22 - 26cm
■カラー
MEN :ユーロブルー/シトロネル/アンスラサイト、チェリートマト/ガーゴイル/アンスラサイト/ブラック、ウッドパイン/サルファースプリング/スピードグリーン/アンスラサイト/シルバー
WOMEN :ブラック/ショッピングバッグ/セリーズ、グリーニー/カイエン/アンスラサイト/ブラック、ステラ/スキューバブルー/マリーナ/シルバー
■BROOKS http://brooksrunning.co.jp
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