PETZL TIKKA XP2

超軽量かつシンプル操作で
ナイトトレイルの強力な味方


petzl.jpgpetzl1.jpg夜のトレイルランに欠かせないのがヘッドランプ。凸凹だらけのトレイルをしっかりと照らし、次の一歩を確実にするためにヘッドランプほどナイトランのパフォーマンスに性能が直結するギアはありません。そのヘッドランプの定番ともいえるブランド「PETZL」。同ブランドからは様々なタイプのヘッドランプがリリースされていますが、今回レポートしたのは中でも色々なスタイルのトレイルランナーが使用できる「ティカXP 2」です。

「ティカXP 2」の最大の特徴はシンプルで軽量ながら非常に使いやすいデザインで、しかもトレイルランに十分な明るさと照射時間を持っていること。ランの際などに使用する白色LEDとテントなどでの使用に便利な赤色LEDのふたつの光源を備えています。白色LEDは最大レベルで照射すると60m先まで照らすことができ ます。エコノミーモードで照射しても、走るのに十分な範囲が照らされており、しかも単4アルカリ電池3本で160時間の照射時間を持っています。重量は88グラムで、これは頭に装着して走ってもまったく気にならない重さでした。そして実際にナイトランをして感じたのは、とにかく操作系統が非常にシ ンプルで使いやすいということ。これは暗闇を走る上ではとても大切な要素になります。照射角度を変えたり、照射レベルを最大⇔エコノミーと頻繁に切り替え ましたが、ほぼすべての操作をワンアクションで簡単に行うことができ、十分な明るさとあいまって昼間のトレイルランとほとんど同じ感覚で走ることができま した。

petzl3.jpgさらに「ティカXP 2」は広範囲を照らすワイドアングルレンズを備えていますが、その切り替えもワンアクション。広い路面ではワイド、シングルトラックではスポットといった 使い分けも可能です。また電池残量が少なくなるとバッテリーインジケータが点灯して教えてくれるので、電池交換のタイミングが判るようになっています。電池ケースが大きく開くのでバッテリー交換も非常に楽ですが、やはりなるべく暗闇でのバッテリー交換は避けたいものです。


ヘッドランプだけでも十分な明るさを確保できる「ティカXP 2」。本体はバックパックに入れてもまったく邪魔にならないほどコンパクトで、白色光、赤色光ともに点滅発光も可能。ヘッドバンドにはホイッスルも標準装 備されているので、ナイトランに限らずトレイルに入るときは常に携帯しておきたいトレイルツールです。

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大きなスイッチは頭につけたままでも間違えることがない、
また、グローブをしたままでも問題なくプッシュできる





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バックパックに入れておいても
まったく邪魔にならない大きさ




TIKKA XP 2 (ティカXP 2)
■特徴/ハイアウトプットLED 1灯、赤色LED 1灯 2つの照射レベル、点滅モード
■最大照射距離/60m(最大レベル)
■最大照射時間/160時間 (エコノミーレベル)
■電池/単4アルカリ電池 3本使用 (付属) リチウム電池使用可能
■重量/88g(電池含む)
■価格/¥7,822
■2つの光源(ハイアウトプット白色LED + 赤色LED)とワイドアングルレンズを持つ多機能モデル。ワイドアングルレンズは簡単に開閉できるので、遠方を集光で照射する光と近距離を拡散光で照射する光を素早く切り替えることができる

アルテリア http://www.alteria.co.jp 


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