SALOMON EXO III CALF
エグゾシリーズ待望のふくらはぎモデル
ハニカムのサポートが筋肉の収縮をダイレクトにサポート
「エグゾ III カーフ」はサロモンの商品群の中でも、選手用のS-LABに属しており、一般のカタログには掲載されないモデルです。よって、一部の限られたショップでしか手に入りません。しかし、他のエグゾの商品と同様、強いコンプレッションが好きなトレイルランナーにとっては、どうしても手に入れたい商品です。おそらく圧力は同様の市販品の中では一番ではないでしょうか。
さらに、機能的にも独自性があります。「エグゾ III カーフ」は、いわゆる段階着圧(足首がきつくて膝下がゆるい)で血流を促進させるタイプではなく、ベースとなる生地とハニカムのプリント部分の伸縮率が違うことによって、筋肉の収縮を直接的にサポートするのが狙いです。サロモンのエグゾ シリーズで膝下にこのサポート機能が付いたのは「エグゾ III カーフ」が初めて。まさに、待ち望んでいた商品です。
着用してみると、コンプレッションは強いです。足首からふくらはぎの各筋肉が1本の棒のように束ねられた感覚になります。そして、圧力は横にストライプ状に、強い部分と弱い部分の差ができるのが判ります。このコンプレッションの強弱が筋肉の収縮を助ける役割を担っているように感じました。全体を包むように締めるというよりも、強弱を感じるところが他の商品との違いです。ハニカム形状でサポートしているのにストライプ状に圧力がかかるのは、縦方向のほうが伸びが良く、横方向が伸びにくくなっているからです。
感覚を判りやすくするために、片足だけ着用して15kmほど走ってみました。力を入れているときも抜いているときも、常に刺激が入っているのが確認できます。また、着用した方のふくらはぎ部分の感覚は鈍くなっているように思いましたが、力はしっかりと伝わっていて、むしろ自分の足ではないような、膝下がサイボーグになったようなイメージです。そして、逆に着用していない方のふくらはぎの震えが気になってしまいます。走り終わって両脚を比べてみると、明らかに着用した脚のほうが筋肉の張りもむくみも軽減されていました。さらに、ランニング後のリカバリー能力も高く感じられました。
トレイルランニングシーンではロングタイツ派も多いですが、とくに春から夏には、「エグゾ III カーフ」のようは膝下タイプを着用する選手が増えてきています。お勧めはタイツとパンツがハイブリッドした「エグゾ ウィング ツインショーツ メンズ」との組み合わせです。膝にはテーピングで決まりではないでしょうか。
サイズはふくらはぎの一番太い部分が 33cm-35cm = S、35cm-38cm = M、38cm-41cm = Lとなっています。
走った後に脱いでみると、生地が凸凹になった。
ハニカム部分のサポートがしっかりと効いている証拠だ。
ちなみに、SALOMONのロゴは
リフレクターになっているので、夜間走行時も心強い
ハニカム部分のサポートがしっかりと効いている証拠だ。
ちなみに、SALOMONのロゴは
リフレクターになっているので、夜間走行時も心強い
EXO III CALF
(エグゾ III カーフ)
■価格/¥7,245(本体価格¥6,900)
■サイズ/S、M、L(インターナショナルサイズ)
■テクノロジー/Exo Sensifit
■ファブリック/actiLITE LP Jersey / Lycra Power
■フィット/EXTRAスリムフィットシルエット
■カラー/ブラック / シルバー
■重量/60g(2,12 oz)
「S-LAB」商品取扱店舗
■SALOMON http://www.salomon.co.jp/softgoods/
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