SALOMON XT WINGS VEST 10+3 EXP M (MEN)

揺れを抑えて疲労軽減
効果絶大、着るバックパック

vest.jpgvest2.jpgトレイルランニングとロードランニングの装備の最大の違いはバックパックと言えるでしょう。ところが、実際に装備を入れたパックを背負って走ると、しっかりと体に密着させたつもりでも上下左右に動き、ロードランニングに比べると余計な動きが多くなってしまいます。このためロード以上に上半身の疲労を感じたり両肩の筋肉がこわばってしまうのです。

今回レポートしたサロモンの「XT ウィング ベスト 10+3 EXP」は、通常のショルダーストラップではなく、ベストタイプを採用したパックです。簡単に説明するとフロントジップのベストを着るように背負えてしまう「着るパック」なのです。

実際に装備を詰め込んで着用してみると、その効果は絶大といえます。まず、ショルダーストラップタイプの場合、必ず肩にずっしりと重みを感じてしまいますが、このパックはベスト部分全体で重さを支えるような形になるので、肩への負担が少なくなります。また体への密着感が大きく、ランニング中もパックが背中に張り付いたようになるので、上下左右への揺れをほとんど感じません。余計な動きが少なくなるために、同じ距離を走った場合ショルダータイプと疲労感は大きく変ってきます。

vest4.jpg容量は通常は10リットルですがサイドのファスナーをオープンすることで横のマチが増え13リットルになります。リザーバーを収納するスペースは、荷物の収納スペースとは別になっており、荷物を引っ張り出すことなくリザーバーが取り出せます。また、内部は短い折りたたみポールなどを収納できるストラップ、小物を分けて収納できるコンパートメントに仕切られており使い勝手は非常に良くなっています。さらにベストのフロント部分やパックのサイド部分にメッシュポケットが配されており、収納性が高いのも特徴です。

vest3.jpg背面にはエアベントシステムが採用されており、汗をかいても蒸れにくい構造になっています。さらにうれしいのが、オプションでフロントポケットやジップポケットをプラスでき、収納性をアップさせられるという点。ベストのショルダー部分は、工夫次第で高度計やコンパスなども装着することができ、使い勝手も良く走るための十分な配慮が施されたパックといえるでしょう。一度使ったら手放せないパックになりそうです。


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vest5.jpgサロモン
XT ウィング ベスト 10+3 EXP
■容量/10L+3L
■カラー/ブライトレッド/デトロイト
■重量/416g
■価格/¥11,445
■特徴/エアベント・ライト、エクスパンダブル・コンパートメント、水抜きアイレット、ギアキャリア、ハイドレーションパック取り出し口、軽量ショルダー・ストラップ、パワーメッシュ・フロントポケット、ジップ付きベストポケット、止水ジッパー、CUSTOM SYSTEM、パーフェクトフィット・メッシュベスト

SALOMON http://www.salomon.co.jp/softgoods/


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