サロモン「EXO SS ZIP TECH TEE M」読者モニターレポート
着用した感想は、「ハニカム構造の部分のサポート力がしっかりしている」ということである。特に背中部分。肩甲骨周りのサポートがしっかりしていて、背中 が丸まるのを防いでくれる。TV CMではないが、「背筋ピーン」である。走っている際も、しっかり胸が張れて、スムーズに腕が触れるし、走っていて、呼吸もしやすい。肩甲骨をうまく使え るようにハニカム構造が機能しているからであろう。さらに上りの際に呼吸が大きく乱れることがなく、しっかりと呼吸が出来る。試しに、このウエアを脱い で、他のウエアで走ったところ、やはり、呼吸に差が出た。ただ、正確に評価するものがないのでなんともいえないが、私の体感では、明らかに、「EXO SS ZIP TECH TEE M」のほうが楽に感じた。このとき、心拍計を持参していけばよかったと後悔する。
このウエアは、ハニカム構造の部分のコンプレッション力のみで、他は通常のTシャツと変わらないため、窮屈感は感じない。コンプレッションウエアだと、上 半身全てにタイトな感じがするが、これはそういう感じがしない。そのため、長時間のトレーニングや、ロングトレイルのレースで重宝すると思われる。特に、 フォームが乱れがちな激坂上りと疲労が出てくる後半は、この機能が思う存分発揮されるだろう。
2010年のトレーニングそしてレースは、このウエアを着用し、自分の体力の限界にチャレンジしたいと思う。
■Run FieldさんのBlog「トレイルランニング修行日記」の記事も併せてご覧ください。
ま
ず見た目はカッコイイ!これを着て下手な走りはできないな、というプレッシャーを受ける。で、サイズ。自分は171cmcmズ。やっちゃったかなとも思っ
たが、肩がラグランなのであまり気にならない。ただ始めて着用したときに胸から脇、背中のハニカム構造の部分にタイトさを感じた。
自分が
住んでいるのが標高700mぐらいのところなので、一回目はEXO SS ZIP TECH TEE
Mの下に耐久撥水のインナーを着用して走った。しかし不思議とタイトさは感じず気持ちよく走れた。ただ、ハニカム構造の効果についてはこれといって感じる
ところはんかった。
翌日はEXO SS ZIP TECH TEE
Mを素肌にそのまま着て走ったが、不思議なことにインナーを着用していたときよりタイトさを感じた。しかし走っていて、脇などにストレスを感じることは無
かった。長時間走った場合、脇ずれなど起こるのでは? とも考えたが取り敢えずは心配なさそうである。
で、疲れてきて感覚に変化が!胸が
背中の方に引っ張られる感じなのである。キツイとかでなく脇の肉を背中の方に手のひらで送っているような・・・嗚呼これがこのEXO SS ZIP
TECH TEE Mのハニカム構造の効果なのか、EXO SS ZIP TECH TEE Mが胸を開け! と、手伝ってくれているのか・・・
こ
のEXO SS ZIP TECH TEE
Mは長時間のランニングなどで高い効果を発揮するのではないかと思う。あと、細かいのだが、ジップの部分にカバーがついているので、走っていてあごがいた
くなることもない。今シーズンの勝負服はこれできまりか! 色が赤な上にハニカム構造の部分が非常に攻撃的なため、年配の方なんかには手が出しづらいかも
しれない。黒で、ハニカムが目立たないものもあれば着用する人も多くなるのでは?
今回このようなチャンスを頂いて感激しています。個人的には早くEXOカーフを手に入れてキリアン選手の真似をしたいと思います。
ウェ アは真っ赤な色に黒のハニカム模様が肩から脇の方に入っている。見るからに、「走ります!」という感じだ。カッコよさに加えてそのような雰囲気があるシャ ツなので、着るだけでテンションがあがる。触った感じはフツーのシャツとは異なり、明らかに「機能性シャツ」を感じさせるものだった。今回は外気が寒いこ ともあって、インナーに速乾性シャツを着てから着用した。実際に着てみると、機能性ウェアにありがちなピチピチ感というものもなく、ほどよい感じにフィッ トした。ウェアが身体に合わせてフィットさせてくれたと言ったら言い過ぎだろうか? 黒のハニカム模様のデザイン部分は特殊加工されているようで、肩甲骨 あたりのサポートをしている感じがした。けれどもきつすぎず、いやみのないコンプレッションだ。
そして、ウェアを着用してのトレイルラ ン。今回は、箱根外輪山の一部を走る14kmほどのコース。きつい登山道も多くはなく、ほどよく走れるコースなので試すにはもってこいかと。気温は10度 に満たずかなり寒い。さすがにこのウェアだけでは肌寒いと思ったが、歩かず走っている分には気にならなった。ウェアのハーフジップを上まであげていたの で、首周りがピシツとしていたからだろう。たかがハーフジップだが、その閉め具合で体感温度はかなり変わってくる。それと、「吸汗、速乾」機能のおかげで 汗冷えなどがなかったのも大きいと思う。
走っているときの肩まわりもスムーズだった。僕の場合、下りトレイルでは木を掴んだり腕を結構動かすのだが全然気にならない。また、いつも疲れてくると登りトレイルではうつぶせがちになるのだが、今回はそうならなかったような気がする。なので呼吸も楽にできた。
今までは頭では分かっていてもなかなかできていなかった。
今回とくに驚いたというか、すごいと思ったのは、「長時間着ていても着くずれしない」
ということ。他の機能性シャツや、フィットタイプのウェアの場合、走っていると徐々にウェアが上の方にずれ上がってしまうけれど、それがない。気付くとお腹のへそあたりがむき出しになっているということがなくなるのは嬉しい。
今 回のトレランの最後の方は、このウェアを着ての試走ということも忘れてしまっていた。それだけ快適だったということだろう。ただ難点をひとつだけあげると すれば「価格」だろうか?幸いにも今回はモニタープレゼントなので僕自身の負担はなかったが、Tシャツ1着で、「¥19,000」というのは安くはない。 ただ、タイムを狙うランナーにとっては大きな「武器」となるだろう。
今年のトレイルのレースでは、これを着て自己ベストを出したいと思った。
■ChallengerさんのBlog 「Challengeな毎日」の記事も併せてせてご覧ください。
gidoさんのレポート
色は赤で黒いゴムみたいな素材で6角形の模様が描かれている、胸にはジップがついていて温度調節ができそうなデザインになっている。早速袖を通してみた。ジップを開けているとTシャツに近い着心地で、ジップを閉めると気持ち体にコンプレッションを感じる。コンプレッションはほとんど気にならないくらいで、感じとしては、ピチピチのTシャツを着ているような感じだった。他のコンプレッションがついたものだと息をする抵抗になってしまうものもあるが、このEXO SS ZIP TECH TEE Mは全く問題ない。
腕を振ってみるとシャツによる腕振りの抵抗はTシャツと変わらない。若干腕振りの戻りが良いかな? という微妙な違いだった。3km程度、頑張るように走ってみた。12月の後半で寒いので、上にロングTシャツを着た。2km走った時点では普通だった。温まってきたのでロングTシャツを脱ぎEXO SS ZIP TECH TEE Mだけで残りの1kmを走ってみた。温まっていたせいか12月後半の夜なのに寒くなかった。走り終えて汗をかいたまま庭で軽くストレッチを5分ほどしたが、その間に大きく汗冷えすることも無く過ごせた。吸収速乾が良く効いているのかなとおもえた。
翌々日にLSD(4時間走)を行ってみた。日差しのある昼間で少し走っただけでこのEXO SS ZIP TECH TEE Mだけで走った。暑くなっても胸のジップで調整し、向かい風など寒さを感じるとジップを閉めた。着替えることなく簡単に温度調節できるのは利点です。4時間走も終盤に入り足の動きが悪くなり筋肉が悲鳴を上げ始めていた。普段筋トレなど行なわない私は、LSDを行なうと毎回上半身もかなり疲労するのに上半身は全く元気だった。翌日に足に疲労感が多く残ったが上半身はほとんど元気でした。
今回使用して疲労感の軽減や体温調節の観点から、勢いだけで行けるショートのレースよりも勢いでごまかせないロングのレースに向いているかなと思いました。ロードで30km以上、トレイルなら20km以上のレースなら確実に効果が現れるのではと思います。
■SALOMON http://www.salomon.co.jp/softgoods/
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