TrailRunner

hoka_one one トレイルランニング

montrail TRANS ALPS

マウンテンランニング用と割り切った
希少価値の高い「走る鎧」

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montrailのニューモデル「TRANS ALPS(トランスアルプス)」はヨーロッパアルプスを舞台としたトレイルレースUTMB(ウルトラ・トレイル・デュ・モンブラン)の危険でラギッドなトレイルを走破するために設計されたマウンテンランニングシューズです。トレイルランニングシューズと言わずにマウンテンランニングと言うところに、そのこだわりが感じられます。

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(上)外に張り出したラグ。
(中)踵もしっかり引っかかる形状。
(下)フレックスはかなり固い。
それもそのはず。「TRANS ALPS」は近年どんどんライト志向になっていくトレイルランニングシューズとは真逆の方向性で、ガッチリ、シッカリ作られた、ちょっと驚きのシューズでした。

アッパーはオープンメッシュ。補強の面積は広めなのでしっかりとした印象ですが、トレイルランニング用のシューズとしては特筆するほど硬くはありません。サイド部のサーモプラスティック溶着の補強もしなやかなので足へのフィットは良好です。しっかり感が強調されているのはアッパーの立ち上がりの部分でした。ミッドソールからせり上がっているラバースクリーンプリントのロックガードは岩などによる擦れからシューズを守るのと同時に、アッパーの下部の横揺れを抑制してくれます。この手法はミッドソールを横に張り出さずに左右への安定感を高められるため、ねじれた斜面に着地した際、不必要なストレスを最小限に抑えてくれるのが好印象です。

ミッドソールはしっかりしていますが、フカフカではありません。衝撃は吸収してくれるけれども、足の力もしっかりと伝えてくれるしっかり感があります。踵部はむしろ「BAJADA II」や「CARDORADO」よりも固い印象でした。ドロップ(つま先と踵の高低差)は8mm(18mm/10mm)というデータが出ていて、「CARDORADO」の(19mm/11mm)より低くなっていますが、その分ラグが1mm高いので、データ上は同じ高さということになります。しかし、履いた感じでは「TRANS ALPS」のほうが、明らかに厚い印象を受けました。フレックスはトレイルランニングシューズとトレッキングシューズの中間くらいの硬さです。もちろんハイスピードのランには向いていませんが、ソールがしなりにくい分、きれいにローリングしてくれるので走ることは決して苦ではありません。

「TRANS ALPS」で最も印象的なのは何と言っても高さ6mmのノコギリのようなアウトソールです。柔らかい路面や岩場などでは絶大なグリップを発揮してくれるのはもちろん、接地面積も広めで、粘りもそれほどないのでロードパートでも意外に違和感を感じずに走ることができます。

「TRANS ALPS」は累積標高差が大きく、険しい路面になるほど真価を発揮するシューズです。そして、ありそうでなかったランとハイクのハイブリッド的な立ち位置として高い評価を得られそうな一足です。

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(左)サイド部の補強はしっかり目だがアッパーは足に綺麗にフィットする。
(中)どんなトレイルでもグリップしてくれる6mm高のラグ。
(右)アッパーとつながったタンはmontrailの標準仕様。



transalps4TRANS ALPS
トランスアルプス
■価格/¥14,800(税別)
■サイズ/MENS 25-29, 30cm WOMENS 22.5-26cm
■重量/MENS 355g  WOMENS 283g
■カラー
MENS 437 AZUL/ZOUR、060 LIGHT GREY/COOL GREY
WOMENS 060 LIGHT GREY/WILD MELON、061 LIGHT GREY/GLORY

コロンビアスポーツウェアジャパン(モントレイル)  http://www.montrail.jp

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