さかいやスポーツ
“ゴアテックス　アクティブ　パーマネントビーディングテクノロジー“
を採用した、“THE NORTH FACE　ハイパーエアGTXジャケット”を限定販売

THE NORTH FACEが日本国内では200着限定にて限定販売する“ハイパーエアGTXジャケット”をさかいやスポーツでもごく少量ですが限定販売します。

嵐のような豪雨のなかでも前に前に進みつづけるアドベンチャー的なファストパッキング。3000ｍ近い稜線の雨をひたすら駆けていく。どんどん気温が落ちてくる恐怖とたたかいながら、必要最低限の軽さと装備で山の夜をむかえる。また明日も嵐のなか前に進まなきゃ。そんなぎりぎりの状況のなかで身体を守ってくれるレインウェアに求められる最大の要素はなんだろうか？

それは“レインウェアが保水しないこと”だと私たちは考えます。今まで、ゴアテックスを頂点とする防水透湿素材を使用した2レイヤー、2.5レイヤー、3レイヤーものの登山用レインウェアのなかでのヒエラルキーは、3レイヤーが最良のものとして構成されていたと思います。たしかに防水透湿被膜の内側にトリコットがラミネートされた3レイヤーは結露を感じづらくサラサラしている。まさに防水透湿性が感じられるといっても過言ではないと思うし、最近のゴアテックスではより柔らかさ、しなやかさを追求した“C-Knit”やより耐久性にすぐれ保水しづらい“マイクログリッドバッカー”といった3レイヤーのバリエーションも存在する。
2レイヤーは別布の裏地が付き重いけど安価なためエントリーとして。
2.5レイヤーは防水透湿被膜の内側のラミネートをなくし傷つき防止のコーティングのようなものを施したものだから軽量だけれども、内側が汗を吸いづらいため結露を感じやすく3レイヤーの廉価版としてとらえられてきたと思う。
確かに必要十分な装備をもち、悪天候でのむちゃな行動を避ける一般的な登山ではこの3レイヤーが最適だろう。
でも先に挙げたような嵐の状況下では生地表面からではなくフードの隙間や裾、袖から雨がどんどん侵入してくることが考えられる。するとどのような現象が起こるか？裏のトリコットが雨水を吸い拡散する。すると瞬く間に内側全体が保水した状態になる、そして表面生地の撥水もだんだん効かなくなってくるので、まんべんなく保水した生地からの透湿を頼ることはできずに濡れた布を全身にまとった状態で行動することとなる。幕営地に到着しても全体に水分を含んだトリコットは拭いて乾かすことが非常に難しいため、翌日も体の熱を奪い続け低体温症のリスクを高める。これは非常に危険なことだと思う。だから、表地も裏地も保水しないことが最重要なのだ。

今回限定販売するTHE NORTH FACE ハイパーエアGTXの生地は2.5レイヤーのゴアテックスパックライトをそのままひっくり返したような生地。水分を吸わずに結露感があり敬遠されがちだったあのパックライトのメンブレン面が外側にきます。そして保水しづらく乾かしやすいマイクログリッドバッカーが裏。だからジャケット自体が保水しづらく、それに幕営地では拭けばとっても乾きやすい。快適性なんて関係ない、ぎりぎりの状況下で大事なのは保水しないことなんだという考えを形にしたジャケットです。従来のゴアテックスは着用して雨に打たれれば打たれるほど撥水が効かなくなり、保水しだすので蒸れが強くなっていくのに対し、この生地ははじめのうちこそ蒸れを感じるものの、生地表面が保水しないので透湿性の低下がない。まさにファストパッキングのためのレインウェア。

今回はUSAモデルの限定販売となりサイズが一回り大きくなりますが、がっちりとした体格の方はこの新しいテクノロジーをひと足先に手に入れるまたとないチャンスです！！

THE NORTH FACE / HYPERAIR™ GTX® JACKET
■重量／176g(男性用Sサイズ実測値)
■男性用／S, M（USAサイズで大きめ）
■女性用／XS, S（USAサイズで大きめ）
■販売価格／￥39,000(税込)

※オリジナル専用スタッフバッグが付属します。
※限定数量のため在庫は極少数となります。売り切れの際はご容赦ください。
※この商品はパックライトの肌面が表に出るためひっかけや擦れなどでコーティングがはがれる場合があります。特殊な用途向けのジャケットとしてご理解ください。

■注文・問合わせはさかいやスポーツのHPをご覧ください。