TrailRunner

salomon トレイルランニング

inov-8 TRAILTALON 250(トレイルタロン250)

フラット感が高いがグリップもしっかり
どんな場面でも安心して飛ばせるスピードモデル

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inov-8(イノヴェイト)の2017ニューモデル「TRAILTALON 250(トレイルタロン250)」は、2016年までラインナップしていた「RACE ULTRA270(レースウルトラ270)」の後継モデルとしてデビューしました。inov-8はモデル名の後ろの数字が重量を表しているので、20g軽量化されたということが判ります。そして、250gという重量を考えると、イノヴェイトらしいダイレクト感のあるナチュラルランニング志向のシューズであると容易に想像ができます。
それでは詳細を見ていきましょう。

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アッパーはロードのレーシングシューズと遜色がないほどシンプル。唯一、トウキャップがトレイル用に強化されているかな、という程度。スタンダードラストを採用しているため、足幅に関してはゆとりがあります。inov-8独特の細いシューレースはしっかりとテンションがかかり、足を綺麗に包み込んでくれます。ミッドソールのクッションは薄めで、ドロップ(つま先と踵の高低差)は4mm、つまり、踵が低めで素足に近いバランスとなります。

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(左)スタンダードラストなのでトウボックスは余裕がある。
(中)アウトソール以外で唯一トレイルモデルらしさを感じるトウキャップ。
(右)目の細かいアッパーにシームレスの補強。

アウトソールは新しいラグ形状が採用されています。inov-8としては珍しく中心部と両サイドのラグ形状を変えたキャタピラタイプとなっています。一見、接地面積が広く見えますが、センターの三角形の頂点をフラットにしたような形状のラグは凸部分が2段になっており、硬い路面ではフラット感がありますが、柔らかい路面を走るとグリップが増します。
いずれにしても、トレイルに突き刺さるようなグリップではなく、引っ掻いてグリップするような印象です。ですから、ロードパートでも苦にならずにオールラウンドに使用できます。さらに、アウトソールは場所によって3つの硬さのコンパウンドを採用。耐久性とグリップ力のバランスをしっかりととっています。

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(左)ヒールカウンターなしの設定はinov-8のお約束。
(中)屈曲性はレーシングモデル並みだが程よい反発はある。
(右)新しいアウトソールはフラット感が高いのに良く引っかかる。

ミッドソールが薄めの割にはクッション性もあります。同じ重量の「TERRACLAW 250」と比べて前足部で1mm、踵部で5mm低いにもかかわらず、「TRAILTALON 250」のほうがソフトなフィーリングでした。

以上のことから「TRAILTALON 250」は薄めのシューズでロードもトレイルも飛ばしていきたいが、足へのダメージが心配というランナーや、薄めのソールのトレイルシューズに初挑戦したいというランナーにも是非とも試していただきたいシューズといえます。。

また、「TRAILTALON」にはドロップ8mmでもう少しサポートがしっかりした「TRAILTALON 275」というモデルもあるので、レベルや距離によってチョイスできるのも魅力です。

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inov-8
イノヴェイト
TRAILTALON 250
トレイルタロン 250

■価格/¥15,000+税
■カラー
Men’s NEON YELLOW/BLACK/BLUE、 BLACK/RED/GREY
Women’s NEON PINK/BLACK/TEAL
■アッパー/合成繊維/人工皮革/合成樹脂
■アウトソール/ゴム底
■サイズ
Men’s 25.0~30.0cm
Women’s 22.0~25.5cm
■ドロップ/4mm

■inov-8 http://www.inov-8-jp.com
■FACEBOOKページ

 

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