ランナーのための24度傾いたヘッドがウリ
繰り返し使える充電式で経済的
トレイルランナーにはベストタイプのパックが人気のNATHAN(ネイサン)ですが、ナイトラン関連の商品の充実にも目を見張るものがあります。
今回紹介する新商品は「Zephyr Fire 300 Hand Torch(ゼファイアファイヤー300 ハンドトーチ)」です。ハンドライトにストラップがついた構造で、ランニング中にライトを握るために余計な神経を使ったり、落としたりすることがない、便利な商品です。
バッテリーは充電式。上部のふたを開けてUSBケーブルで充電します。付属しているのはかなり短いケーブルですが、アンドロイド系スマートフォントと同じUSBケーブルなので、それらを使い回せば不便はありません。持続時間はロー、またはストロボで12時間ですからちょっとしたトレーニングなら問題ありません。
ストラップに手を入れ、ぴったりとフィットするように調整します。グリップは指の握りに合わせて凹凸がありますが、ストラップをしっかり締めると、手はかなり前に寄った位置で安定します。その状態から握りこむ必要はなく、軽く指を添える程度で安定を保てます。スイッチは下側の人差し指の辺りに二つあり、前がメインのスイッチ、後ろがエマージェンシーサイレンのスイッチです。
メインスイッチを長押しでライトのオン・オフができます。オンにすると後部の赤いライトも一緒に点滅を始めます。はじめはLOW(低)になっています。さらに押すと→HIGH(高)→Sprint(スプリント)→STROBE(ストロボ)→LOW(低) というように4つのモードがローテーションします。通常はLOWかHIGHを使用し、いざというときにSprintを使用してください。というのも、Sprintは1分しか継続できず、さらに、一度Sprintモードを使うと2~3分間隔を置かないと再びSprintモードにはならない仕様になっているからです。もちろん、LOWやHIGHで、十分に明るいので通常は問題ないと思います。
ランナーにとって、一番うれしいのは、自然な腕の構えを極力維持できる点です。ストレート型のハンドライトでは路面を照らすために、どうしても手首を傾けてライトを下に向ける必要がありました。しかし、「Zephyr Fire 300 Hand Torch」はヘッドが24度傾いているため、ランニング中の自然な腕の構えを極力崩すことなく、意図した場所を照らすことができるのです。使い始めたときはそれほどのありがたみは感じませんでしたが、逆にストレート型のライトにもどってみると、24度の威力を実感できました。
防水性能はIPX4なので、雨の日でも使用可能ですが、流水で洗ったり、水中で使用することはできません。充電式のメリットを生かして、日々の夜間トレーニングや帰宅ランにも使用できる、使い応えのあるハンドライトだと思います。
Zephyr Fire 300 Hand Torch ■価格/7,300円(税別) ■高輝度/359ルーメン ■連続使用時間/約12時間(ロー/ストロボ) ■防水性能/IPX4 |
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Zephyr Fire 100 Hand Torch ■価格/6,200円(税別) ■高輝度/113ルーメン ■連続使用時間/約15時間(ロー/ストロボ) ■防水性能/IPX4 |
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