女子2位　鈴木博子 
  

 

レースを振り返っていかがでしたか？
「かなりタフなコースです。相当鍛錬した選手でないと、完走すら難しいと思います。天子山地がとくに険しくてきびしかった。私は昼間に通過したけれど、それでもかなり怖かった。夜に通過する方がちょっと心配です」

事前の戦略は考えていましたか？
「とくになかったですね。とにかくマイペースで人の事は意識しない。さらに、『頑張らない』ということをとても意識しました。間瀬さんや大石さんを抜いたときも、マイペースの中での出来事で、順位も意識していませんでした」

一番苦しかったのは？
「最後の28kmですね。その間エイドもないのでつらかった。それと、序盤から胃痙攣をおこしてしまったんです。良くなったり悪くなったりの繰り返しのなかで、だんだん悪化してきて、ほとんど食べ物を受け付けなくなってしまったんです。それで、エネルギーが沸いてこなくて。でも、いつもだとたち止まってしまうこともあるのですが、今回はそこまでいかなかったので良かったです」

自己採点は？
もう、上出来ですね。順位にこだわらず『頑張らなかった』のが良かったです。100マイルに関しては後半つぶれるのが怖くてしょうがないので、頑張っちゃいけないんです。それがレースを作るということだと思います。

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