TrailRunner

salomon トレイルランニング

BROOKS CASCADIA8

「カスケディア」らしさを失わず
常にバージョンアップを続けるロングセラー

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BROOKSといえば「カスケディア」、「カスケディア」といえばブルックス、というくらいのロングセラー。また、アメリカのカリスマウルトラランナー、スコット・ジュレクが開発に携わっていることでも知られるこのシューズは2013年でバージョン8となりました。進化を続けながらも常に「カスケディア」らしさを失わないことが、トレイルランナーから信頼されている理由だと思います。
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今回のバージョンアップの最も大きなポイントは「バイオモゴ DNA」(特許申請中)の採用です。BROOKS独自の環境に配慮した長寿命ミッドソール素材「バイオモゴ」に、ランナーの体重やフォーム、走る速度に瞬時に適応する、独自のクッショニングシステム「BROOKS DNA」をブレンドし、ひとつのデバイスとすることで軽量化を実現しています。これは、ベアフットモデル「ピュアプロジェクト」に昨年から搭載されているテクノロジーです。実際に走った印象としては、それほど大きくフィーリングが変わるものではありませんが、前作の「カスケディア7」と比べると、つま先から踵まで、全体にクッション性が向上していながら、適度に反発を得ることができました。ソールの屈曲もバランスよくきれいなアーチを描くようになっています。ミッドソールの前後左右4箇所に配されたピボット・ポストは若干の形状変更がありましたが、安定感は変わらず。ロードではあまり存在を意識することはありませんが、凸凹のトレイルでは足の運びを安定させてくれます。
アッパーのデザインも変更されていますが、前作の「カスケディア7」よりもボリューム的には若干アップしているように感じました。また、アッパー下部の補強が強化されたことで、足元の安定感も向上しています。
cascadia8_4-thumb-245x152アウトソールのブロックパターンはオールラウンド性の高いもので、どんなトレイルでも安定感のあるグリップを発揮します。アウトラインを取り巻くキャタピラー・クラシュパッド、突起からの付き上げを緩和するバリスティック・ロック・シールドは踏襲していますが、細かい形状変更がありました。とくに、ヒールエンドはより引っ掛かりの良いパターンに変更されています。これは急な下り坂で頼りになるという安心感が生まれます。
「カスケディア8」はBROOKSの定番トレイルモデルらしく、初心者からウルトラランナーまで誰が履いても快適にトレイルを走れる、信頼できるモデルとしての地位を確立しています。現ユーザーの期待を裏切らず、新ユーザーにも広く門戸を開いているといえるでしょう。
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「カスケディア8」(左)と「カスケディア7」(右)
キープコンセプトだが新作は着実に旧作を超えている
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cascadia8_7-thumb-220x281BROOKS  CASCADIA 8
ブルックス  カスケディア8
■価格/¥13,650
■サイズ/メンズ:25.0 – 29.0cm ウィメンズ:22.0 – 26.0cm
■カラー
メンズ:ハイリスクレッド/ジャバ/ナイトライフ/ブラック、ブリリアントブルー/アイロン/リバーロック/シルバーブラック
ウィメンズ:アクエリアス/ハイビスカス/ベアリングシー/ブラック

■BROOKS   http://brooksrunning.co.jp

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