ナチュラルで軽快な履き心地に
強力なグリップをプラスした中厚スピードモデル
HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)からニューモデル「TORRENT(トレント)」が登場しました。トレイルアスリートとのコラボレーションによって誕生した「TORRENT」はラインナップ上は「SPEED INSTINCT 2(スピードインスティンクト2)」と入れ替わる形になっており、後継モデルとも言えるレーシング対応シューズです。
アッパーはエンジニアードメッシュを採用。デザインはスポーティーでありながらエレガント。補強はサイドにはなく、ボトム部分のTPUオーバーレイに集約されています。この補強はトウキャップやヒール上部の強化も兼ねており、軽量化とスタイリッシュなルックスにも貢献しています。シュータンは薄目でメッシュ素材でアッパーと一体化されています。
足入れしてみると、しなやかでゆったりとした印象を受けます。HOKA ONE ONEのベストセラーモデルである「CHALLENGER ATR 4(チャレンジャー ATR 4)」と比べても、アッパー素材はしなやかであり、より足の動きが自由になります。
ソールのハイトはフォアフット21mm、ヒール26mm、ドロップは5mm。厚底シューズが多いHOKA ONE ONEの中では薄い部類に入る中厚モデルと言えます。しかしながら、横幅は「CHALLENGER ATR 4」と同等のワイドボディ。自然な体重移動でローリングしながら走ることができるメタロッカーテクノロジーも搭載しています。クッションはプロフライを採用。ヒール部はクッション性を高め、フォアフット部は反発力があり推進力を高めています。
アウトソールはHOKA ONE ONEとしては珍しくフルラーバー仕様です。ラグの数も多くテクニカルなトレイルでも安心できそうです。
走り出してまず感じるのは軽快感です。厚いソールで重厚感が漂うわりに拍子抜けするほど軽量なのはHOKA ONE ONEの特徴ですが、それを踏まえた上でも軽く感じます。その理由はアッパーにあると思います。しなやかなので足への余計なストレスがないために、動きが軽く感じられるのです。しかし、ただ柔らかいだけのアッパーではトレイルでの複雑な動きで足がよれてしまいます。これを解決しているのがアッパー下部の補強とバケット形状のミドッドソール、アクティブフットフレームです。この二つが足底付近を効果的にサポートしてくれるおかげで、安定感を得られます。
接地のフィーリングはHOKA ONE ONEの他のシューズに比べると少し硬い印象です。これはアウトソールをほぼ全面に張り巡らせているためだと思われます。しかし、固く感じるのは接地の瞬間だけで、その後、体重をかけた時のクッションは良好でした。グリップは最高クラス、どんな路面でもがっちりグリップしてくれました。
「TORRENT」はスタイリッシュな見た目とは裏腹に、アグレッシブにトレイルを攻めることができるスピードシューズでありながら、十分なクッション性も備えているので長距離にも対応できます。厚底シューズは未経験のランナーでも違和感なく履きこなせると思います。
TORRENT
トレント
■価格/¥16,000+税
■展開
men’s:(25.0cm–30.0cm・2色・254g/27cm) ソールスペック:オフセット5mm/ヒール23mm/フォアフット18mm
Women’s:(22.0cm–26.0cm・1色・211g/24cm) ソールスペック:オフセット5mm/ヒール21mm/フォアフット16mm
■テクノロジー/Midsole Volume、Meta Rocker Geometry、Active Footframe
■カラー/men’s:2色 Women’s:1色
■HOKA ONE ONE https://www.hoka.com/jp/
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