TrailRunner

hoka_one one トレイルランニング

inov-8 PARKCLAW 240

トレイルラン入門者だけではもったいない
選手レベルでも満足できるパフォーマンス

「PARKCLAW 240(パーククロー 240)」は、そのネーミングから想像できるとおり、ロードランナーがトレイルランニングにシームレスに移行するために開発されたシューズです。

フィットはinov-8の基準で、もっともボリュームがある5段階中の「5」。トウボックスもヒールカップも大きめ。日本で言うならばワイドモデル相当のゆとりがありそうです。足幅や甲の高さがある方はもちろん、ロードラン用の薄いソックスから、トレイル用に少し厚めのものに変えても対応できるでしょう。アッパーはサイド部に薄いシームレスの補強、トウキャップとヒールには厚くしっかりとした補強を施してあります。ヒールカウンターは内蔵されておらず、柔らかくフィットする仕様です。タンは両サイドがアッパーとつながっているため、走行中に片寄ってしまうこともなさそうです。

(左)しっかりしたトウキャップはトレイルで安心感を生む。
(中)サイド部の補強は薄くガイド機能は少なめ。
(右)ヒール部に内蔵のプレートはなく外側から補強。

ミッドソールはロードシューズの「ROADCLAW 275」と同じスペックでフォアフット12mm、ヒール20mm、ドロップ8mmです。クッションの素材は違います(PARKCLAW 240=POWERFLOW、ROADCLAW 275=POWERFLOW+)が、足底筋の動きを考慮したDFBシャンクは共通です。
アウトソールには高さ4mmで小さ目のラグを配置。そして、センターよりインサイド側に縦に貫くグルーブ(溝)がきってあります。ヒールエンドは大きなブロックを採用し、耐久性を高めています。

(左)タンはシューレースも通してアッパーと一体化。
(中)トレイルにもしっかり噛み付く4mm高の細かいラグ。
(右)ミッドソールにはPOWERFLOWを採用。

まずはロードを走ってみました。アッパーは左右の剛性は強くなく、素直で癖がない印象です。「ロードシューズですよ」と言われれば、疑うことはないくらい自然に走ることができます。ヒール部のクッションはフカフカではないものの、しっかりと衝撃を吸収してくれます。これに対してフォアフット部は高いダイレクト感があるように思えました。スピードを上げて荷重が多くなるほどにしっかり感がでる印象です。トレイルでのグリップ力を高める小さいラグは、捻ったり強く蹴ったりしなければ、ラグが路面に噛むような感覚はなく、滑らかに進んでくれます。

トレイルを走っても、ロードの基本的な感覚と同様ですが、トレイル特有のシチュエーションに対しての気づきもありました。まず、路面の細かいねじれに対してソールが素直に追従するので足裏に路面感覚が伝わりやすいです。
また、inov-8の中でもっとも細かいラグは土によく食い込み、岩などにはよく引っかかってグリップしてくれます。バランスを崩してソールの局部に荷重が集中してもよく踏ん張ってくれるので、トレイルの経験が浅い方には安心感が高いと思います。

ロードとトレイルのハイブリッドシューズはトレイルでのグリップ力が抑えめなモデルが多いのですが、「PARKCLAW 240」はトレイル専用モデルと言ってもいいくらいのグリップ力を持っています。
冒頭で「ロードランナーがトレイルランニングにシームレスに移行するために開発されたシューズ」と書きましたが、履いてみた印象は、決してトレイル入門者だけのシューズではありません。ロングディスタンスに挑む経験豊富なランナーでも使用できるポテンシャルを備えています。実際にinov-8のアスリートの中にもこのシューズを好んで履いているランナーもいます。一度足入れしてみてはいかがでしょうか。


PARKCLAW 240
■価格/¥13,000 +税
■サイズ/MEN 25.0-30.0cm WOMEN 22.0-25.5cm
■カラー/MEN 2色 WOMEN 1色
■機能/前足部12mm、踵部20mm、ドロップ8mm
■フィット/5(1~5の数値が小さい程フィット性が高くなります)
■素材/合成繊維・人工皮革・合成樹脂

■inov-8 http://www.inov-8-jp.com

 

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