「大会前の計画は30時間でゴールすることでした。サポートの方々にもそれを伝えていたのですが、全体的に速すぎて、途中、『もっとゆっくりしろ』と言われていました。天子でペースを落としたのですが、それでも計画より速くなってしまいました。しかし、自分としては冷静だったし、今までにないくらい調子が良かったので、いけるところまではいってみようと思って走っていたら、ゴールまで来ることができました。ですから、我慢のレースと言うわけではなく、楽しんで走ることができました」

「タイムも速くなりました（前回は29:39:34）。しっかり食べることができたのと、寒暖の差に対する対策がうまくできたのが良かったと思います」

「水が塚の登りですかね。じつは、あそこは結構好きなんですが、逆に飛ばしすぎちゃった感じです」

「すばしりの後の登りです。後ろについて走っていたのですが、私も足が動いていたので、行きたいなと思っていたら『どうぞ』という感じで……」

「いや、逆に調子よく飛ばしすぎていたので、突発的な怪我とか不調に逢わないようにと、逆に慎重になりました」

「70点くらいです」

「杓子の下りの林道に入ったところで、ショーナ・スティーブンソン選手を一度抜いたんです。そこから一緒に走ってきたのですが、やはり相手の方が力があり、抜き返されてしまったことですね」