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「Trail&Mountain Running Championships 2023」代表選手派遣大会選考要項を発表

公益財団法人日本陸上競技連盟と一般財団法人日本トレイルランニング協会はオーストリア・チロル州のインスブルック とシュトゥーバイで行われる「Trail&Mountain Running Championships 2023」の代表選手派遣大会選考要項を発表しました。

Trail&Mountain Running Championships 2023日本代表選手選考要項

1.編成方針
本大会において、メダル獲得ならびに入賞を目指す競技者で選手団を編成する。

2.開催地
オーストリア・チロル州(インスブルック、シュトゥーバイ)

3.開催日
2023年6月初旬

4.選考対象期間
2022年5月21日~12月11日

5.開催種目 (コース詳細は未発表)
1)クラシックアップ&ダウンヒルレース
2) クラッシックアップヒルレース
3) ショートトレイル
4) ロングトレイル

6.主なスケジュール(予定)
2022年
5月 ワールドアスレティックス(以下「WA」と称する)による開催地発表

2023年
3月 日本代表選手最終発表
参加意思確認をした上で最終決定をおこなう。
※以降、トレランJAPANによる追加の可能性あり。

7.選考競技会(予定)
1)クラシックアップ&ダウンヒルレース
戸隠マウンテントレイル(2022/06 長野)
富士山麓トレイルラン (2022/10 山梨)
2)クラッシックアップヒルレース
丸沼高原日光白根山アセント (2022/09 群馬)
3)ショートトレイル
FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニングinくつき(2022/6 滋賀)
霧島えびの高原エクストリームトレイル(2022/7 宮崎)
4)ロングトレイル
比叡山国際トレイルラン(2022/5 滋賀)
日本山岳耐久レース (2022/10 東京)
IZU TRAIL Journey (2022/12 静岡)
なお国内における選考は、WAが定める競技規則に則り公正かつ安全な条件の下で競え合えるものであるとトレランJAPANが認めた上記国内選考競技会で行なうものとする。ただし競技の性質上やむを得ないと認められた場合は、当該競技会の規則を適用することがある。
※ 1)は、シニアクラスの男女を対象とし、ジュニアクラスでの選考は実施しない
※ 1)~4)は、男子及び女子をそれぞれ対象とする

8.選考基準
下記の各競技における各条件中の成績のみ考慮する。種目ごとの選考基準を下記の通り定める。
下記基準①②の対象競技者の中から編成方針に基づき選考をする。

① 国内選考競技会からの選出
1)クラシックアップ&ダウンヒルレース
3)ショートトレイル
4)ロングトレイル
国内選考競技会において、各競技会における日本人3位以内の男女競技者。

2)クラッシックアップヒルレース
国内選考競技会において、日本人2位以内の男女競技者。

② 国内選考競技会以外からの選出
ITRA、WMRAなどが開催する国外の競技会で優秀な成績を残し、本大会での活躍が期待されると評価された競技者で、全選考競技会の終了までの1)については世界マウンテンランニング協会が発表する、マウンテンランニング世界ランキングの男女とも30位もしくはアジアランク8位以内を満たした競技者、3)と4)についてはITRAのパフォーマンスインデックス(以下、「PI」と称する)の総合指数においてエリート3以上※ となる条件を満たした競技者。
※ITRA:International Trail Running Association(国際トレイルランニング連盟)
※WMRA:World Mountain Running Association(世界マウンテンランニング連盟)

LEVEL CHART

9.選考方法
故障等により、選考競技会本番で競技力を発揮できないと判断された場合を除き、選考基準①及び②における対象競技者から、参加種目に最も近いカテゴリーもしくは総合指数においてITRAの定めるPI、選考競技会の順位、気温、天候等を総合的に勘案し、本大会で活躍が期待される競技者を選考する。
なお、代表選手は選考委員会が選考原案を作成し、日本陸連専務理事及びトレランJAPAN 理事会が承認することにより決定する。

10.補足
1) 本選考要項は、本大会の参加資格などがWAから正式に発表された後に、選考委員会で作成した選考要項案に派遣人数を加えるなどした上で、日本陸連及びトレランJAPAN により最終決定される。
2) 代表選手は、編成方針及び選考基準に則って選考されるが、その派遣人数はWAが定めるエントリー数の上限の枠を保証するものではない。
3) 本大会に於いて競技者は原則1種目のみに出場することができる。ただし2種目において入賞の可能性を示す水準にあると判断された場合はこの限りではない。
4) 代表選考の対象となる選手は、選考競技会に参加するまでにトレランJAPANの2022年度登録競技者であること。また本大会の参加にあたっては、2023年度の日本陸連及びトレランJAPANの両方の登録競技者であること。
5) 代表選手は日本陸連及びトレランJAPANが定める義務を遵守するものとする。
6) 下記の項目に該当する場合は、代表を取消すことがある。
・アンチ・ドーピング規則に反した場合
・故障等により、競技力を発揮できない事態が生じた場合
・日本陸連及びトレランJAPANが定める義務を遵守しない場合
7) 代表選手は、選考後の大会出場状況を報告すると共に、日本陸連及びトレランJAPANがメディカルチェックの必要があると判断した場合は、応じる義務を負うものとする。
8) 日本陸連及びトレランJAPANが指定する公式行事の参加義務を負うものとする。
9) 天災、その他の理由で選考競技会が中止になった場合は、代替の選考競技会を設定する場合がある。
10)選考要項の正式発表後、参加を希望する対象競技会への参加登録(エントリー)が既に締め切られていた場合、競技者は別に定める方法によりトレランJAPANに対して「競技会参加申請書」を提出することが出来る。これを審査の上、参加が相応しいと認められた場合、トレランJAPANは参加推薦を主催者に対しておこなう。但しこれは競技会への参加を認めるものではなく、参加の可否については、主催者の判断に基づいて主催者の責任で決定する。
11)トレランJAPANは日本陸連と協力して、トレイルランニング及びマウンテンランニングの発展と関心を高めていくことを目標とする。
以上

■日本トレイルランニング協会
https://trailrunning.or.jp/

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