Salomon(サロモン)のS/LABシリーズは、トップアスリート向けに作られたスペシャルなラインナップ。ゆえに、ハイスペック、ついでにハイプライスでなかなか手が届かない憧れの存在です。とはいえ、一般のトレイルランナーがまったく履きこなせないか? というと、決してそんなことはありません。
そこで、S/LABシリーズの中でも特に履きこなしやすい2モデルをピックアップして紹介したいと思います。世界で闘うアスリートスペックを体感してみませんか?
Recommend 1
S/LAB ULTRA 3
世界的なトップトレイルランナー、フランソワ・デンヌ選手がウルトラトレイルレースで勝つために開発したシューズ。バージョン3ではアッパーを改良して 10% の軽量化を実現。通気性と耐久性の高い新しいMatryx®メッシュがソックスのように心地よくフィットします。
フランソワ・デンヌ選手にとってはウルトラトレイル用かもしれませんが、一般トレイルランナーから見ればオールラウンドトレイルシューズと言えます。ショートからミドル、少ししっかりした足があるなら100マイルも射程圏内。
ラストは少し細めでシュッとした印象、ホールド感は抜群です。スタックハイトは29mm:21mmでソールの幅もスリムなので足捌きも良好です。クッションは驚くようなリバウンドは感じませんが、まるで自分の筋肉のように自然に走りをアシストしてくれます。ラグの深さは約3.5mmで的確にトレイルを捉える一方で、止まりすぎてストレスを感じることもありません。
S/LAB ULTRA 3
エスラブ ウルトラ 3
・価格:¥29,700 (税込)
・サイズ:22.5-28.5cm
・カラー:Plum Perfect / Fiery Red / White
・重量:260g
・かかと部高さ:29mm
・前足部高さ:21mm
・ドロップ:8mm
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Recommend 2
S/LAB GENESIS
S/LABシリーズの隠れたエースと言える出来栄えなのが「S/LAB GENESIS」です。Salomonのオフィシャルサイトには、
「コンペティションへのこだわりから解放されたシューズ」とか「トレイルランニングの新しいアプローチを提案します」
などのような記述がありましたが、一般トレイルランナー目線で言えば高い次元のロングディスタンス系オールラウンドシューズと言えます。
幅は「S/LAB ULTRA 3」よりも少し広めですがMatryx®を採用したアッパーは横振れをしっかりと抑制してくれます。スタックハイトは30mm:22mmで「S/LAB ULTRA 3」とそれほど変わらないですがクッション性はSalomonの中でも最高レベル。特にヒールはフワッと沈んでからエネルギッシュに跳ね返ってくる心地よいフィーリングです。
このシューズは初めてトレイルランニングに挑戦する方が履いても問題ないくらい許容範囲が広いので、一般トレイルランナーなら誰でも、そしてより長い距離を走りたくなるシューズです。
S/LAB GENESIS
エスラブ ジェネシス
・価格:¥33,000 (税込)
・サイズ:22.5-28.5cm
・カラー:Quiet Shade / Ebony / Sun Dress
・重量:258g
・かかと部高さ:30mm
・前足部高さ:;22mm
・ドロップ:8mm
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