2023年11月、木星社はランニングを通してカルチャーとストーリーを発信する雑誌「Like the Wind Magazine 日本版01」を刊行しました。英国で始まった海外版(英語)タイトルで、世界各地のランナーのストーリーと文化を発信しています。
日本版では、翻訳記事に加え、独自取材記事や黒鳥社・若林恵さんのコラムなども収録しています。走ることはどういうことなのか? パンデミックを経てランナーたちはどうつながってきたのか? などなど、文化、社会、政治や経済にも関連の深いトピックスを数多く掲載しています。
「Like the Wind Magazine 日本版」では、「Meet the Runner」と題し、実際にランナーに会って色々な話をするトークセッションを開催します。刊行記念セッションのゲストは、アスリート/トレイルランナーとして活躍する土井陵さんです。
土井さんは、日本を代表するトップアスリートとして走りながら、普段は消防士として勤務しています。土井さんの日々のランニングについて。パンデミックから現在まで、自然のなかを走り続けることで心身はどう変化してきたのか。日本や海外のランニングカルチャーはどういうものなのか。走ることと社会や経済、文化の関係性は? これから走ってみたいレースや場所は? などなど。
トレーニングやレースに限らず走ることを通して土井さんが見る「世界」を深く紐解いていきます。
「Like the Wind Magazine日本版01」 刊行記念トークセッション
・開催日:2023年12月13日(水)
・時間:19時〜
・会場:誠光社
〒602-0871 京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
京阪「神宮丸太町」駅徒歩3分
・定員:25名
・参加費:1000円+1ドリンクオーダー
・ゲスト:土井陵
消防士/トレイルランナー。国内外の山々で100マイルレースを走り続けてきた。近年それを遥かに超える超両距離レースにも挑んでいる。富山湾をスタートして日本アルプスを越え、静岡湾まで走破するトランスジャパンアルプスレース(2022)では、史上最速記録で優勝した。
2015年 UTMB 11位、2016年 福岡国際マラソン 2’28″29、2018年 UTMF
7位を経て、2022年には球磨川リバイバルトレイル(100km) 1位、UTMF(156km) 2位TJAR(415km)
1位(4日17時間33分 最速記録)、Doi Intanon Thailand by UTMB(170km)
5位、2023年にはUTMF(165km) 7位、フェアリートレイル(40km) 1位、Deep Japan Ultra(160km)
1位、Tor des Geants(330km) 17位となっている。
・聞き手:藤代きよ
Like the Wind Magazine日本版・編集/発行人、木星社代表。スポーツ、旅、自然、アートをテーマに書籍、雑誌を出版している。刊行作品は『ほんとうのランニング』『チャンピオンへの道』『アメリカを巡る旅』『ニュー・ダイエット』『スタジアムの神と悪魔』など。メディアへの寄稿やポッドキャスト番組『Thursday – Vocalizing Emotions』『Like the Wind, News & Stories Podcast』も展開している。同社設立以前はコンデナストで『WIRED』日本版や『GQ』『VOGUE』に携わる。トレイルランナーとしてはUltra Trail Mt. Fujiや信越五岳トレイルランニングレース、Tarawera、TDSなどを走っている。