人口600の長野県・売木村で専属ランナーを務めながら、ウルトラマラソン世界一を目指す男がいる。重見高好(32歳)、世界第三位の実績を持つ。実業団での挫折を乗り越え、自らの復活と村の再生を賭けて一途に走る姿は、NHKテレビでも感動を呼んだ。異色ランナーの足跡と闘いを追う、胸熱くなるスポーツノンフィクション。
著者 重見高好
1982年、愛知県生まれ。中学生の頃から陸上選手として活躍し、実業団ランナーとして数々の大会で優勝・上位入賞を重ねる。フルマラソンで世界を目指すも、故障により夢半ばで実業団を退団。その後、世界と対等に戦えるステージとしてウルトラマラソンに出会う。フリーランナーとして長野県・売木村で単身合宿を行っていた2012年に、売木村村長にスカウトされる。「うるぎ村」のランニングユニフォームを着て全国各地の大会に出場し、売木村のPR を行うとともに自己記録を更新。ウルトラマラソン世界ランキング3 位の実績を持つ。現在は世界選手権を目指して日々トレーニングに励んでいる。
■単行本(ソフトカバー)/216ページ
■出版社/NHK出版 (2015/3/25)
■著者/大川 卓弥
■発売日/2015/3/21
■寸法/18.8 x 13 x 2.2 cm
■価格/¥1,512(税込)