フィットとライド感がアップデートしたユーティリティ・ミニマルロードシューズ

・薄底・ゼロドロップながら安定感のある走りを実現
・足裏感覚が明瞭で、フォームづくりや感覚を整えるトレーニングに最適
・日常のジョグからウォームアップ、トレーニングにも使える高い汎用性
Topo Athletic(トポ アスレチック)のシューズは、ランナー本来の動きを引き出すことを重視した独自のナチュラルフィットを軸に設計されています。足指が自然に広がるトウボックス、ゼロドロップを基本としたジオメトリー、そして過度な補助を加えない構造により、身体の感覚を活かした走りをサポートしてきました。今回レビューするロード向けミニマルモデル「ST-6」は、そうしたブランドの思想を色濃く反映しながら、前作で得られた評価をベースに、フィット性や反発性、そして日常トレーニングでの使い勝手を着実にブラッシュアップした一足です。


アッパーには通気性に優れたサイクルメッシュを採用。柔らかく足を包み込むような履き心地は前作から継承されていますが、「ST-6」では足入れした瞬間のフィットの統合感が明らかに向上しています。

トウボックスはTopo Athleticらしく余裕を確保しつつ、甲から中足部、ヒールにかけてのホールドが整理されたことで、接地時のブレが抑えられ、安心感のある足運びが可能になりました。薄めに設計されたタンもシューズのダイレクトなフィーリングと相性がよく、足との一体感を高めています。

ヒール周りはプレート入りのヒールカウンターを用いない柔軟な構造を採用し、折りたたみが可能な仕様となっています。クッション性のあるパッドが内蔵されているため、踵の当たりは柔らかく、折りたたんだ際には緩衝材としても機能します。これにより、出張やレース遠征時のサブシューズとして携行しやすい点も「ST-6」ならではの特徴と言えるでしょう。

ミッドソールにはTopo Athletic独自のZipFoam™を採用。スタックハイトは前作と同様に14mmで、踵とつま先の高低差を設けないゼロドロップ設計です。厚底シューズのような安定機構やガイドは備えていませんが、その分、軽量で柔軟性が高く、足裏全体で地面を捉える感覚を得やすい構成となっています。アウトソールは前作同様、フォアフットを4ピース、ヒールを2ピースに分割した構造で、屈曲性と軽量性を高い次元で両立しています。

実際にロードで走ってみると、軽さと薄さによる軽快感が際立ちます。しかし、薄底でありながら頼りなさを感じさせない点は印象的でした。前作から接地面のグリップ性とバランスの取りやすさが洗練されており、着地時の不安定さが軽減されています。足裏から伝わる路面情報は非常に明瞭で、前作で評価された“素足感覚”はしっかりと継承されている一方、ZipFoam™の反発性と復元性のバランスが向上したことで、レスポンスはより扱いやすくなりました。

その結果、短〜中距離のジョグはもちろん、長めのジョグやペースに変化をつけたトレーニングでも走りが崩れにくく、日常的な練習用シューズとしての完成度が高まっています。足の動きやリズムをそのまま反映するような走行感は、フォームづくりや感覚を整えるためのトレーニングとも相性が良く、「ST-6」はウォームアップから日々の基礎トレーニングまで、基準となる一足として使いやすい存在です。

「ST-6」は、薄底・ゼロドロップの自然な感覚を好むランナーはもちろん、日常のランニングとトレーニングを一足でこなしたい人にとって魅力的な選択肢です。前作のコンセプトを継承しながら、フィット性・反発性・汎用性をバランスよくアップデートしたことで、ランニング初心者から中級者まで、幅広い層に勧めやすいミニマルモデルに仕上がっています。

ST-6
・価格:¥20,350(税込)
・サイズ:
MEN’S 25.0~29.0cm ※Grey/Greyのみ30.0cmも展開
WOMEN’S 22.5~25.0cm
・カラー:MEN’S 2色、WOMEN’S 2色
・重量:187g(27.0cm)/ 148g(23.5cm)
・スタックハイト:14mm
・ドロップ:0mm
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