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【Review】BROOKS「Hyperion Tempo(ハイペリオン テンポ)」

最速じゃないけど、誰でも自然にハイテンポで走れる、高反発・軽量ロードシューズ

米国NO.1ランニングシューズブランド、BROOKS(ブルックス)のスピードロードモデル「Hyperion(ハイペリオン)」は、2モデルをラインナップしています。一つはカーボンプレートを搭載したレーシングシューズ「Hyperion Elite 2(ハイペリオンエリート2)」。そしてもう一つは、今回ご紹介するトレーニングモデルの「Hyperion Tempo(ハイペリオンテンポ)」です。

エンジニアードナイロンアッパーは全体に編み目が詰まっていますが、極細の糸を使用しているため、薄く仕上げられていて、通気性と柔軟性を確保しています。ラスト(足型)は細目ですが、アッパーの伸縮性が高いため、足のボリュームに対する許容範囲は十分にありそうです。

タンはガセットタンではありませんが幅広です。センターはしっかりとした薄めのパッドを入れ、オーバーラップする部分は極薄に仕上げてあります。シューレースは平紐で、かなり伸縮性があります。

(左)薄く、しなやかで通気性抜群のエンジニアードメッシュアッパー。(右)ヒールは厚めのミッドソールと内蔵のヒールカウンターでガッチリ補強。

ヒールは小さめで、履き口周りのパッドは薄くてしっかりしています。ヒールカウンターはプレートが内蔵されているため、踵はしっかりと保護されます。

「HyperionTempo」の一番の特徴はミッドソールのDNA FLASHにあります。高密度の液体窒素を素材に融合させる液体形成プロセスを用いて作られたDNA FLASHは、超軽量でありながら抜群のクッション性と高い反発性を実現します。

(左)外観はシンプルだが内側には至る所に補強が。(右)ヒールは小さめで、履き口周りのパッドも薄い。インソール下のライナーもクッション性を考慮。

足入れしてみるとフィットは予想通り少しタイトです。アッパーはエンジニアードメッシュとしては最も薄い部類で、皮膚のようなフィット感。足の凹凸によく馴染んでくれます。シューレースの伸縮性が良いので少し強めにテンションをかけで締めるとしっかりと足をホールドしますが、好み応じてもう少し伸びにくいシューレースに替えてもいいかもしれません。

走り出して挙動を確認します。薄いアッパーで、ソールにもガイド機能はないので足の運びを補正する要素は少なく、極めて自然なフィーリングです。ロッカー形状によるローリング感覚はそれほど感じないので、足を転がすような走り方よりも、ピストンのイメージでシューズの反発をもらう走り方が、このシューズにマッチしそうです。

(左)さまざまな素材を組み合わせた手の込んだタン。(右)アウトソールはグリップも耐久性も良好。水はけも良く雨の日でも安心。

クッションはゆっくりと走り出した時点では少し硬めに感じましたが、徐々にスピードを上げていくと、弾むような反発を感じるようになります。カーボンプレートを内蔵している場合、反発を得るポイントにしっかりと荷重する必要があるシューズが多いのですが、「HyperionTempo」は爆発的な反発ではなありませんが、どのように走ってもDNA FLASHの恩恵を受けることができます。

窒素を注入したフォームは他のシューズにも採用されていますが、「Hyperion Tempo」は軽量性、クッション性、反発性をバランス良く兼ね備えています。日常のトレーニングからフルマラソンの本番まで使えるポテンシャルを持っています。自然とペースが上がってしまう、テンポの良い走りを体験できるはずです。

Hyperion Tempo
(ハイペリオン テンポ)
・価格:18,000円+税
・サイズ:MEN’S 25.0-29.0cm WOMEN’S 22.0-25.0cm
・重量:207g(27.0cm)、189g(24.0cm)
・ドロップ:8mm

■BROOKS   http://www.brooksrunning.co.jp/
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