コンディショニングの基本
電解質をしっかり摂取して効果を実感
水分の補給に併せて電解質を摂らないと、パフォーマンスの低下はもちろん、痙攣、脱水、熱中症などのリスクが高まるということは、かなり周知されてきました。トレイルランニングは山に長時間いるわけですから、自己責任で万全の補給体制を用意したいところです。
今回ご紹介するのは電解質補給の定番、塩熱飴シリーズの3商品。「塩熱サプリ」「塩熱サプリくちどけ」「塩熱飴PRO」です。
塩熱シリーズは体内の電解質バランスを参考に、
厚生労働省の発表では、20〜30分に1回、カップ1、2杯程度の電解質を含む水分を摂取することが望ましいとしています。塩熱飴シリーズは1粒+水100~200mlを一緒に摂取することで、塩分濃度0.1~0.2%のドリンクと同じ濃度になるように設計されているので、厚生労働省推奨濃度と同等の電解質補給ができることになります。
トレイルランニングでは、電解質があらかじめ入っているスポーツドリンクなどと比べ、水+タブレットに分けて摂取する利点は、以下のようなことが挙げられます。長丁場のランでも補給ポイントやエイドステーションに水さえあれば、いつもと同じ補給環境となること。発汗量によって摂取量を調整できること。そして、リザーバーやフラスクに水しか入れないので匂いやカビがつきにくいことです。
今回は4時間程のトレイルランで、約30分ごとに計7回、水約100ml+塩熱飴シリーズ1粒のペースで補給。それほど喉が渇いていなくても、規則正しく飲んでみました。塩熱飴シリーズの7粒の内訳は「塩熱サプリ」×3、「塩熱飴PRO」×2、「塩熱サプリくちどけ」×2です。
「塩熱サプリ」は素早く噛み砕けるサプリ。トレイルランならメインにしたい扱いやすさです。味は従来のレモンに加え、梅味が新登場しました。
「塩熱サプリくちどけ」はラムネに似た食感で口の中でスッと溶けます。成分を押し固めたタブレットタイプのため暑い日でも溶けることがありません。味はレモンジンジャー、青りんごジンジャー、グレープジンジャーの3種類。
「塩熱飴PRO」は飴なので、サプリに飽きたときに変化をつけるのにちょうどよかったです。味はレモン、ウメ、アセロラ。
気温は20度付近まで上がり、3月としては暑い日でした。水を一回飲むごとに1粒食べるのは慣れないと面倒に感じるかもしれませんが、きっちり摂取したおかげでかなり汗をかいたにも関わらず、良いコンディションのまま走り終えることができました。水分と電解質の補給はうまくいったようです。
終了後にトイレに行きましたが、尿量も通常どおり。そして、色もほぼ透明でした。無頓着に水分補給していた時は、特に体調不良を感じなくても、尿の色はかなり濁ることが多いので、尿の色と量は補給がうまくいっているかどうかの一つの目安になると思います。
塩熱飴シリーズは、バランスが取れた成分で安心感が高い上、味と形状のバリエーションが豊富なため、飽きずに楽しみながら補給することができます。ぜひ一度試してみてください。
塩熱サプリ 30g (約24粒入り) 梅
塩熱サプリ 30g (約24粒入り) レモン
■価格/600円+税
■配合栄養素(100gあたり)
ナトリウム:2.75g、カルシウム:73.3mg、カリウム:520mg、ビタミンC:320mg、クエン酸:レモン0.8個分相当、ビタミンB1:4mg、マグネシウム:33.3mg、ナイアシン:44mg、ビタミンB6:4mg
塩熱サプリ くちどけ 40g(約12粒入)
■価格/350円+税
■配合栄養素(100gあたり)
ナトリウム:1.25g、カルシウム:31mg、カリウム:203mg、ビタミンC:125mg、クエン酸:レモン1個分相当、ビタミンB1:1.9mg、マグネシウム:17mg
塩熱飴PRO 80g
■価格/350円+税
■配合栄養素(100gあたり)
ナトリウム:1.56g、カルシウム:45mg、カリウム:100mg、ビタミンC:50mg、クエン酸:レモン0.8個分相当、ビタミンB1:3.88mg、マグネシウム:22mg、BCAA(アミノ酸):100mg
■ミドリ安全 塩熱飴シリーズ https://www.midori-anzen.co.jp/ame/