冬のトレイルラン&スポーツでマルチに活用したい
サーモフリースと防水ソフトシェル
RAIDSHELL MP+ JACKET
一般的なソフトシェルはストレッチ性・保温性・透湿性・撥水性・防風性があり、柔らかく着心地が良いのが特徴ですが、今回ご紹介する「RAIDSHELL MP+ JACKET(レイドシェル MP+ ジャケット)」は、さらに防水性までも付加したオールマイティーなジャケットです。
3レイヤー構造で防水透湿のメンブレン(膜)はRAIDLIGHTが独自に開発したMP+。MP+には4種類のメンブレンがありますが、採用されているのはシリーズの中でも、長期にわたる雨天や寒さに対する保護が強化されたwintertrail MP+(10k/10k)。構造は3レイヤーで、もちろんフルシームシーリングです。
ファスナーはメイン、両サイドのポケット共に止水ファスナー。肩にはバックパックの摩擦からプロテクトするシリコンプリントをあしらっています。袖口にはシンプルなサムループ。フードには3箇所、裾には2箇所にドローコードによる調整箇所があります。
着用した感じは、やはりソフトシェルらしい柔らかな着心地です。アームホールも細めでランニングの腕振りをよく考慮してあるカッティング。ばたつく感じもありません。ストレッチ性も高く防水ジャケットという意識を持たないで快適に走ることができます。もちろん、雨天時に着用しても水が内部に侵入することもありませんでした。生地が厚めでしっかりしているため、冬場のトレイルならベースレイヤーの上に羽織ればかなりの領域をカバーできそうです。また、クロスカントリースキーや春スキーなどの雪上のアクティビティとも相性が良いと思います。
冬場のアクティビティに防水ソフトシェルという新しい選択肢を加えてみてはいかがでしょうか?
WINTERTRAIL TOP
もう一つご紹介するのはサーモフリース製の「WINTERTRAIL TOP」です。こちらは防水ではないので、寒くて天気の良い日にアウターとして、極寒の雪の日はミッドレイヤーとしても活用が可能です。裏地は起毛で保温性は抜群。そしてしなやかでソフトな肌触り、フリースなのにストレッチ性がかなり高いのが特徴です。
両サイドにはフラップ付きのポケット。袖口にはサムホールとフリップミットを装備しています。また、肩にはバックパックの滑り止め、および補強のシリコンプリント。フロンジップ下部にはホイッスルまたは水分補給クリップ(付け替え可能)が装備されています。
着用してみるとタイトフィットですが、生地がしなやかなので肌の一部のようにフィットして身体が軽く動きます。実際に伸ばしてみたところ、横は200%以上、縦は150%以上に伸ばすことができました。
裏地の起毛は短めですがそれでも保温性は高く、着用して走るなら、風にもよりますが0度付近でも十分に暖かいでしょう。両サイドのフラップ付きメッシュポケットはスマートフォンが余裕で入る大きさ。フラップ付きなので落下の心配もありません。また、裾のシリコンプリントが効いているおかげで、揺れも気になりませんでした。
最大の特徴は袖口のサムホールとフリップミットです。サムホールに親指を入れれば手の甲まで、フリップミットを被せれば、手全体を覆えるので、グローブをしなくても走ることができます。
「RAIDSHELL MP+ JACKET」と同様、トレイルランニング以外にも冬の様々なアクティビティでの活用が期待できる1着です。
RAIDSHELL MP+ JACKET(左)
レイドシェル MP+ ジャケット
■価格/¥26,500+税
■サイズ/MEN:S-L WOMEN:S-M
■防水・透湿性/MP+®メンブレン:10k/10k
■メインファブリック/ポリエステル100%
■メンブレン/ポリウレタン100%
■裏地:ポリエステル100%
WINTERTRAIL LS TOP(右)
ウインタートレイル LS トップ
■価格/¥12,500+税
■サイズ/MEN:XS-XL WOMEN:S-L
■ファブリック/ポリエステル88%、エラスタン12%
■RAIDLIGHT https://www.raidlight.jp/