TrailRunner

salomon トレイルランニング

LA SPORTIVA CROSSLITE 2.0

軽さとスタビリティが高次元で融合した
マッディスター後継モデル

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ラ・スポルティバの主力モデル、「クロスライト」がリニューアルして「クロスライト2.0」が登場しました。アッパー全面に大胆に描かれたロゴ、シューレース上部のパワーストレッチメッシュのカバーなど、象徴的な部分は踏襲していますが、デザイン、機能は大幅にアップデートしています。sp4-thumb-200x222「クロスライト2.0」は足入れする前にあらかじめシューレースの締め具合(特につま先寄り)を調整しておいてください。カバーがあるので履いてからでは指が入りません。シューレース上部にはハトメが二つ、カバーから出ていますので、しっかりとダブルアイレットで縛ることができます。トレイルランニング用のシューズでは希少です。さて、足を入れてみると、タイトな足型ではなく、むしろ前足部などはゆとりがあるといえますが、足から路面へとタイムラグなしに力が伝わっていくような一体感がありました。新しく取り入れられた、足とシューズがよりダイレクトにフィットするエルゴノミックコンストラクションの効果かもしれません。

sp5-thumb-200x352ミッドソールの衝撃吸収性も向上しています。アンチトーションスタビライザーというプレートも内蔵されているため、ねじれ剛性も強くその反発も上手く推進力に変換されているようです。アウトソールのコンパウンドは軽量で耐久性のあるFriXion ATを採用、さらにラ・スポルティバのお家芸的テクノロジーであるインパクト・ブレーキシステムも、もちろん採用しています。これは、アウトソールの凸凹の凸の先端の接地部分が平らではなく交互に斜めに角度をつけるという手法です。この結果、トレイルでの登り、下りにおいて、平らではない路面状況でも必ずアウトソールが噛んでくれます。また、このブロックパターンは衝撃吸収にも一役買っています。各ブロックの凸の部分に角度が付いているため、最初に設置下部分がつぶれてから全体が接地することになり、ここで衝撃を緩和しているのです。岩などを走ると、意外に突き上げ感が少ないのはアウトソールのおかげもあるのではないかと思います。また、踵部分はアウトサイドが少し低くなってます。このため、踵着地をした場合はオーバープロネーション気味の走り方をしても、自然に矯正されて適切な荷重移動をすることができます。

「クロスライト2.0」は速さと快適性を非常に高い次元でバランスさせたシューズです。スプリントからエンデュランスレースまで、レベルを問わず、幅広く使えるシューズといえるでしょう。得意なのは、はやりマッディー(ぬかるんだ)コンディション。今回もそんな状況で走ってみましたが、やはり路面に食い込む深さが違うので安心感がありました。

また、アッパーとアウトソールはほぼ同様で、クッション性をもう少し省いてもいいから、より軽量なモデルをというなら、ニューモデルの「Xカントリー」もあります。こちらもお勧めモデルです。

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sp6-thumb-200x153 インパクト・ブレーキシステム。微妙に違う凸の角度。あらゆる地形にフィットするとともに、ショック吸収機能もある。
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sp0-thumb-200x156LA SPORTIVA CROSSLITE 2.0
ラ・スポルティバ クロスライト2.0
■価格/¥15,435(税込)
■アッパー/ブレサブルメッシュ
■ライニング/アンチスリップファブリック
■ソール/Frixion AT IBS(PAT)レーシングフラット
■サイズ/36 – 47
■重量/290g(1/2ペア)
■カラー/全4色

LA SPORTIVA 2011 NEW MODELラインナップはこちら

 LA SPORTIVA  http://www.sportivajapan.com

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