ウルトラトレイル・マウントフジ実行委員会大会会長である鏑木毅(プロトレイルランナー)が2022年4月22日(金)~24日(日)に開催のウルトラトレイル・マウントフジ2022:UTMF165k(距離:165.6km 累積標高:+7,573m)に出場します。鏑木大会会長は2012年の第1回大会より実行委員長として当大会を手掛け、2022年大会からは大会会長を務めています。
鏑木毅コメント
いよいよ3年ぶりにUTMFが開催されます。
そして私はこの2022年大会に選手として出場します。
コロナ禍により開催できなかった2020年、2021年大会。大会に備えて大変なトレーニングをされた皆さんの気持ちを思うと未だに胸が痛みます。
それだけに今回の2022UTMFは特別な意味のある大会だと思っています。
また2012年の第1回大会より10年以上の歳月が流れました。
これまで本当に多くの皆さんに支えられUTMF大会を継続することが出来ました。
今回、私が走ることでこういった多くの皆さんに感謝の気持ちをお伝え出来ればと思っております。
とりわけ大規模大会であるが故、今まで直接お会いできなかったコース誘導やエイドでのボランティアの皆さん、そして本大会の開催を信じて頑張って来られた選手の皆さんとより近い距離で感謝の気持ちをお伝えすることが今の私の大きな役割だと感じています。
何より私自身がこの100マイルの道のりを全力で楽しみたいと思います。
今まで想像の範囲でしかなかったレース最中の夜の天子山地や杓子山の眺めなど数々のUTMFの名物ポイント。選手の皆さんは一体どんな気持ちで走っていたのだろう・・・。自分自身がそれを経験できると思うとワクワクする気持ちで一杯です。
そして今回選手として走った経験を今後のUTMFの素晴らしい発展に活かせればと思っています。
皆さんコースでお会いしましたら是非ともお声がけよろしくお願いします。
共に最高の3日間にしましょう!
■鏑木毅プロフィール
2009年世界最高峰のウルトラトレイルレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(現UTMB、3カ国周回、走距離166km)」にて世界3位。また、同年、全米最高峰のトレイルレース「ウエスタンステイツ100マイルズ」で準優勝。
著書に「アルプスを越えろ!激走100マイル(新潮社)」「トレイルランニング入門(岩波書店)」、「トレイルランナー鏑木毅(ランナーズ)」、「富士山1周レースができるまで(福田六花共著・山と溪谷社)」、「50歳で100km走る!(扶桑社)」などがある。
2009年のウルトラトレイル・デュ・モンブランでの世界3位はNHKドキュメンタリー番組(DVD「激走モンブラン」)となり、日本でのトレイルランニングの盛り上がりの火付け役となった。
現在は競技者の傍ら、講演会、講習会、レースディレクターなど国内でのトレイルランニングの普及にも力を注ぐ。自らがプロデュースしたトレイルレース「神流マウンテンラン&ウォーク」は2012年に過疎地域自立活性化優良事例として総務大臣賞を受賞、疲弊した山村地域の振興、地域に埋もれた古道の再生など地域を盛り上げるモデルケースとなっている。
アジア初の本格的100マイルトレイルレースであり、UTMBの世界初の姉妹レースであるウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)の大会実行委員長を2012年の大会創立時より務め、2022年より大会会長として携わる。
■UTMF165k レースプロフィール
・スタート:静岡県富士市 富士山こどもの国
・フィニッシュ:山梨県富士河口湖町・富士吉田市 富士急ハイランド
・距離:165.6km:累積標高:+7,573m/-7,613m
・スタート時刻:2022年4月22日(金)14:30
・最終制限時刻:2022年4月24日(日)11:30
・募集人数:2,400名