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2023上半期4勝、100km日本人最高のITRAスコア863を出した長田豪史選手がトップを掴み取った理由

2020年の「トランスグランカナリア262km」でウルトラトレイル界の世界王者と最終盤まで壮絶なトップ争いを繰り広げ、コロナ禍には「木の周り100mile」「階段エベレスト8848m」「階段富士山3往復」などのクレイジーな挑戦をしてきた長田豪史選手の勢いが止まりません。

2023年4月、「ウルトラトレイルマウンフジ FUJI(約165.3km)」ではスタート前からいつもより自律神経の乱れに悩まされ96kmでDNFしたものの、3月「OSJ新城 ダブル64km」、5月「阿蘇ボルケーノトレイル(110km)」、「OSJ奥久慈トレイル(62km)」、6月「奧信濃100(100km)」。2ヶ月半の間に4つのレースで優勝。しかもすべてがコースレコード(2つは新コース)。

 

奥信濃100

 

これにより、ITRAパフォーマンスインデックス-100kmカテゴリーの国内ランキングで1位になりました。さらに「奧信濃100」でのITRAスコア 863は、2016年の上田瑠偉選手「UTMB-CCC101km」の843や、2008年の鏑木毅選手「おんたけウルトラトレイル100km」の844を上回り、ITRA公式レース100kmカテゴリーでの日本人最高となりました。

長田選手は今シーズンの好結果の要因を次のように語ります。

「今シーズン連勝できた要因は200kmを超えるウルトラディスタンスから、100km前後の距離にターゲットを絞って、練習を積んで来たことが大きかったと思います。今までは長い距離に対応するための身体づくりを中心とした練習を行なっていましたが、今年の冬からは速いペースを持続する練習を何度も繰り返しました。自分の場合は既に長い距離を走るための身体はできていたので、より速いペースで走ることにフォーカスした結果、スタート直後から抜け出し、中盤に中だるみすることもなく速いペースを持続して、そのまま優勝という流れにもっていくことができました」

 

2023 OSJ奥久慈トレイル50kで優勝しました‼︎(8時間55分 62km 5000m±D)

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2023 阿蘇ボルケーノトレイル110km -ASO VOLCANO TRAILで優勝しました‼︎(13時間58分 110km 5000m±D)

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2023 奥信濃100 大会初の10時間切りで優勝しました‼︎(100km 4800m±D 9時間58分)

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今後の大会は10月下旬に開催される「グランレイド レユニオン-Diagonale des Fous 165km」に出場予定で、トップ5を目指すとのこと。

どんな高い目標があったとしても、自分を信じて挑戦し続ければ、そこに近づいていくことができる。ということを少しでも多くの方に伝えたいという思いがあるそうです。

 

■長田豪史選手のイベントはこちらとチェック!

長田豪史 | e-moshicom(イー・モシコム)https://moshicom.com/user/66896/?fbclid=IwAR302Snxax7yj1rngl0p-Y8jX-QictQy1KzYNjKGzI1MbrpCEXoQUaWUOjw

■長田豪史選手Instagram
https://www.instagram.com/osadagoshi/

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