日曜劇場 『陸王』10月15日(日)よる9時スタート!!〔初回2時間スペシャル〕
勝利を、信じろ―――。
足袋作り百年の老舗が、会社の存続を賭けて
ランニングシューズの開発に挑む!!
池井戸潤 原作、主役は役所広司。
TBSが満を持してお送りする感動の企業再生ストーリー!!
主人公・宮沢紘一(役所広司)は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。そんな折、銀行担当者の坂本太郎(風間俊介)とのやり取りを通じて、新規事業への参入を考え始める。それは、会社を今より大きくしたいという気持ちより、新規事業がなくてはこの先会社の存続自体が危ぶまれるという危機感から始まったものだった。そしてその事業とは、足袋製造でこれまで培った技術が活かせる「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発だ。
「陸王」の完成は、従業員20名余りの地方零細企業にとって、それは苦難の道のりだった。新製品を 開発するにはあまりに乏しい資金、人材、開発力――。さらには世界的に有名なスポーツブランドとの競争。何度も挫けそうになる宮沢だが、そのたびに息子の大地(山﨑賢人)や家族が、従業員が、取引先が、銀行担当者である坂本太郎が、そして知り合いを通じた新たな人脈が彼を救う。
かつて箱根駅伝5区を走り、現在は実業団に所属する茂木裕人(竹内涼真)は、選手との競争や走り方に悩んでいたが、「陸王」に出会い成長していく。何度も挫けそうになるが、そのたびにこはぜ屋の人々の情熱や人情に救われる。
「陸王」の完成に向けては、製作に必要な特許を所有する飯山産業の元社長・飯山晴之(寺尾聰)の協力が欠かせない。「陸王」を「世界一のシューズ」にするまで、様々な困難が立ちはだかるが、飯山は宮沢や大地らと協力し開発に挑んでいく。
果たしてランニングシューズの開発は成功するのか。そしてその先に、こはぜ屋の未来はあるのか!? たった一つの商品を愚直につくり続けてきた製造業者が、仲間との強い結びつきをバネに今、一世一代の大勝負に打って出る!!
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