独自のサスティナブルプログラムで
リサイクル可能なランニングシューズの公開と
CO2排出削減の目標値を発表
トレイルランニングおよびウィンタースポーツ用品において世界をリードするSALOMON(サロモン)は、新たに『Play Minded Program」に取り組むことを発表しました。これはアウトドア事業を展開するSALOMONが持続可能性を考慮してビジネスに取り組むことと、その際に短期から中長期にわたる目標を設定することを表明するものです。
SALOMON CEOのジャン=マーク・パンベJean-Marc Pambetは次のように話します。
「現在アウトドアを愛する皆さんからは、SALOMONに世界に対してポジティブなインパクトをもたらすように、と期待が寄せられています。近年この声に応えて、弊社は環境への影響を抑えるための努力を重ねてきました。今後もこうした努力は続けていきます。また、これまでわれわれが事業を展開するにあたっては、常に各地のスポーツ・コミュニティの皆さんと独自に関係を築いてきました。しかし持続可能性向上の取り組みについては、これまで常に課題に掲げていたわけではありません。一方でSALOMON製品とブランドを愛してくださっている皆さんからは、弊社がどんな取り組みを進めているのか知りたい、という要望をいただいていました。そこで、SALOMONは『Play Minded Program』を立ち上げいくつかの目標を表明いたします」
「Play Minded Program」
~4つの具体的な目標~
https://www.salomon.com/ja-jp/sustainability
「Protecting the Playground」
アウトドアを愛する人たちのフィールドの保護
CO2 排出量の削減
自然環境に対するインパクトを低減するため、2030年を目処に事業活動におけるCO2 排出量を30%削減します。さらに2023 年までに全ての製品において有機フッ素化合物類(PFCs)の使用を全廃します。先行してフットウェア製品では2020年秋までにPFCsの非使用を達成し、2022年までに各種ギア類、2023年までにウィンタースポーツ製品とアパレルにおいて使用をしないこととする予定です。2025年までにはSALOMONの事業活動において発生した廃棄物の70%をリサイクルまたは再利用し、製品ごとに環境面での取り組みを消費者に対して明示します。同じく2025年までに、カテゴリーレベルでのマテリアルコンプライアンス・プログラムと使用制限物質リスト(RSLs)に従うことについて、全ての一次マテリアルサプライヤーから同意を得るか、規制遵守の証明提示を受けることとします。
「Producing more sustainable Toys」
SALOMON製品の製造における持続可能性の向上
100%の資源循環に向けた一歩となる
リサイクル可能なコンセプトシューズの発表
2025年に向けた決意を示す第一歩となる、100%完全にスキーブーツへとリサイクル可能なシューズ。フランス・アルプスに位置するSALOMON本社、アネシー・デザインセンターで1年半以上におよび研究開発されたロードレース等を想定した完全リサイクル可能なパフォーマンスランニングシューズです。フットウェア産業が地球上にもたらす環境負荷のおよそ30%は製品に使用する原材料に起因しています。ランニングシューズにおけるリーダー、そして世界最大のスキーブーツメーカーとして、フットウェア製品のCO2排出量を削減するために、SALOMONは素材のライフサイクルをさらに長くするための方法について研究を重ね、独自の技術を盛り込んだ全く新しい構造で、アッパーもソールも全てがTPU(熱可塑性ポリウレタン)を使用した、シューズとしての機能や性能を犠牲にすることのない、このコンセプトシューズが誕生しました。そして寿命を迎えたこのシューズは、裁断し新しい素材を配合した後に廃素材はアルパインスキー用のスキーブーツのシェルへと生まれ変わります。
“SALOMON製品の製造における持続可能性の向上”現時点ではまだ構想に過ぎませんが、このシューズはそうした目標に向けた最初の取り組みの第一歩となり、こうしたコンセプトを取り込んだランニングシューズを2021年に発売することを目標としています。そして、このコンセプトシューズはミュンヘンにオープンする新たなブランドストアで披露します。
「Educating the Players」
アウトドアスポーツを楽しむ人たちへの教育
自然は価値あるもので保護しなくてはならない
「Play Minded Program」の出発点は、より多くの人が身の回りの自然環境や人間がそこに及ぼしている影響を知ることで、自然は価値あるもので保護しなくてはならないと考えられるようになる。このような“自然環境に対する感謝の気持ち”といったシンプルな信念です。SALOMONはユーザーにアウトドアで遊ぶことの魅力を伝え、様々なきっかけを今まで通り提供すると同時に自分の行動に責任を持って自然を楽しんでいただきたいと考えています。そのためにSALOMONは自然環境のあり方に注意を払うだけでなく、安全に楽しむための知識を伝え、周りの人たちにアウトドアから得られる知恵や情熱を伝えるよう促すことにも力を入れ自然の中で責任を持って遊ぶ(play)方法を教えると同時に意欲をかき立てるコンテンツも提供していきます。
「Caring for the Playmakers」
製品開発に貢献する人たちへの配慮
SALOMONファミリー満足度の維持
1947年にフランス・アルプスで創業して以来、SALOMONは山岳スポーツの限界に常に挑戦し、可能性を広げてきました。革新的な製品の開発を通じて、様々な人たちにアウトドアスポーツを楽しみ、上達し、自身に挑戦する機会を提供してきました。現在では高機能フットウェア、ウィンタースポーツおよび山岳スポーツ用具、ハイキング用品、アパレル製品の製造、販売を行っています。製品開発が行われるアネシー・デザインセンターはエンジニア、デザイナー、そしてアスリートの共同作業の場。自然を大きな遊び場として楽しむ全ての人に貢献する革新的な技術を生み出すため、研究開発を進めています。
待たずに進む。
It’s time to play.
■SALOMON オフィシャルサイト、オフィシャルオンラインストア
https://www.salomon.com/jp/
■SALOMON ジャパンオフィシャル情報サイト
http://timetoplay.salomon.jp/
■問合わせ/SALOMON コールセンター
TEL 03-6631-0837