TrailRunner

salomon トレイルランニング

montrail Bajada II

前モデルユーザーも新規ユーザーも裏切らない
新世代のオールラウンドシューズ

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montrail(モントレイル)のベストセラーにしてロングセラー、「バハダ(BAJADA)」がバージョン2となって登場しました。バハダの特徴は、一言で表せばオールラウンド。尖ったキャラクターではないのですが、どんな路面でも、どんなペースでも高いパフォーマンスを発揮します。トレーニングでも大会でも、迷ったら「バハダ」で間違いなし、というのが人気の秘密だと思います。

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(上)(中)つま先部、足首下は
通気性の良いメッシュを使用
(中)若干後ろにはみ出したソール
(下)キューブを的確に配置した
喰いつきのいいアウトソール

さて、定評のある走破性をそのままに、全面アップデートした「バハダII」。まずは大きく変わったアッパーに注目してみましょう。つま先とくるぶし下部分には目の粗いメッシュ、両サイドは目の細かいメッシュと素材を使い分けています。トウキャップは前モデルよりもしっかりした素材で、そこからシューレースにつながる補強も強力になっています。ミッドフットサポートフレームと呼ばれるサイド部分の補強は樹脂製から、より一体感の高いラバープリントに変更しました。しかも、このラバープリントは2層に分かれており、一番上の層は対摩擦性にも優れた素材になっていて、岩や木などに擦っても安心です。また、シュータンとくるぶし周りのクッションは若干薄くなりました。

ソールシステムは前モデル同様に見えますが、ミッドソールの素材が変更されています。新しいフリューイッドフォームは通常のEVAをさらに進化させた素材で反応性と弾力性をあわせもつ優れものです。フリューイッドフォームは新品の状態では通常のEVAに比べて踵の衝撃吸収が17%向上、3か月使用後のフリューイッドフォームは、新品のEVAより7%向上しているというデータが出ています。アウトソールはモントレイルが独自開発したラバーコンパウンド、グリプトナイト®をフルレングスで装備。足底をトレイルから守り、柔軟性を保つフレックスグルーブも採用されています。ラグはキューブ型を組み合わせた喰いつきのいいパターン。さらに一番外側のキューブが斜めにカットされていて、左右への細かい体重移動の際にステップをスムーズにする点も、前モデルと同様に「バハダ」だけの特徴です。

足入れした感覚はどうでしょうか。トウが10mm、ヒールが20mmのライドハイトで、ドロップは10mm。ソールの張り出し具合も同様なので、立った時のバランスは、前のモデルとまったく同じです。ただし、アッパーのフィット感はかなり違います。前述したミッドフットサポートフレーム、薄くなったシュータンと足首周りのパッドのおかげで、包み込むというよりも、かちっとしたホールドを感じました。数時間走っていると、足のブレが少ない分、疲労感も軽減されます。アウトソールはどちらかというと乾いたトレイルのほうが得意で、ロードでも違和感はありません。バリエーションに富んだロングコースでも、苦になるシチュエーションはありません。

オールマイティーな性能を発揮する「バハダII」は、はじめて履く方には安心感を、前モデルから履きかえる方には信頼感を与える、ファインリニューアルとなっています。

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(左)上が「バハダ」。下が「バハダII」
(中)アッパーのメッシュ素材も変更
(下)2層になったサイドの補強

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バハダII
■価格/¥14,580(税込)
■サイズ/Men’s 25-29, 30cm Women’s 22.5-26cm
■重量(目安)/ Men’s 326g/片足 Women’s 274g/片足
■ドロップ/20mm/10mm
■テクノロジー/フリューイッドフォーム、グリプトナイト®
■カラー/Men’s 2色 Women’s 2色

 

 

■コロンビアスポーツウェアジャパン(モントレイル)  http://www.montrail.jp


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