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【Review】SALOMON「AGILE 2 SET(アジャイル 2 セット)」

手元にあればいつでも走り出せる
山でも街でも活躍のミニマルベストパック

SALOMONバックパックのベーシックシリーズともいうべき「AGILE(アジャイル)」シリーズが全モデルベストパック仕様になってリニューアルしました。今回はその「AGILE」シリーズの中でも、最もミニマルな「AGILE 2 SET」をご紹介します。

容量は2L。水とスマートフォン、ウインドシェル、ジェルなどの最低限の装備を携帯するのに最適なサイズとなります。
フロントには付属の500mlのソフトフラスクを2本収納可能。左サイドにはさらにその外側にもメッシュポケット、右サイドには左と同様の外側のポケットの他に、内側にもジップポケットがあります。
リアには左右から出し入れ可能なカンガルーポケットを配置、内部にはキーリングも付いています。肩の関節が柔らかい方なら走りながらの出し入れも可能かと思います。

(左)ソフトグラスクの沈み込みを防ぐループ。
(中)右のショルダーハーネスはポケットが3重。その分マチもとってある。
(右)しっかりとロックできるチェストストラップ。

フロントのチェストストラップを止めるフックはプラスチック製でしっかりとしています。装着時のクリック感も好印象。
ソフトフラスク用ポケットはかなり上についていています。ソフトフラスクをポケットに入れたまま、それほど首を曲げることなく水分を補給することができるので、ストレスがありません。また、ポケットについているコードをソフトフラスクの上部にかけておけば中身が少なくなってフラスクが潰れても、ポケットの下に沈み込んでしまうことはありません。

サイズはワンサイズでフィットの調整はサイドとチェストのストラップで行います。リアのカンガルーポケットの下からストラップが出ていて、一見穴が空いているように見えますが、内部はしっかりふさがっているので、小さいものを収納してもこぼれる心配はありません。

(左)カンガルーポケットは伸縮性があり、見た目以上の収納力。
(中)ポケットとは繋がっていないので小物の収納も安心。
(右)上部を強化した新型ソフトフラスクが2つ付属。

フィット感は、さすがは、ベストパックのリーディングブランドという感じ。体との一体感が高く、ランニング中の動きを妨げる要素はありません。まさに着るパックといったところです。背中を覆う面積が少ないので、熱のこもりが少なく、汗抜けは良好です。

SALOMONでは同容量の「S/LAB SENSE 2 SET」もあります。こちらは選手仕様で極限まで軽量化しているので、重量的には「AGILE 2 SET」のほうが重くなります。しかし、その分耐久性があって低価格、気軽に使えるのがメリットです。新型のソフトフラスクが1本2500円なので、パック部分は実質3900円。コストパフォーマンスも最高です。

ショートディスタンスのトレイル、ロードのトレーニングやフルマラソン、ウルトラマラソン等、利用できるシーンは多く想定できますから、一つ用意しておくと重宝するのではないでしょうか。

AGILE 2 SET
アジャイル 2 セット
・価格:8900円+税
・重量:170g
・サイズ:フリー
・ファブリック:3D Airmesh
・ポケット&コンパートメント:伸縮性のあるソフトハイドレーション用フロントポケットX2、 背面カンガルーポケットX1
・キャリングシステム:キーホルダー
・500mlソフトフラスクX2付属

■SALOMON http://www.salomon.com/jp/
■SALOMON日本公式情報サイト http://timetoplay.salomon.jp/

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