自撮り棒いらずで手軽に自撮りできる
スマートフォン用ワイドコンバージョンレンズ
装備を減らしたいトレイルランニングでなくても、今やカメラを持っていく人は少数派。多くの人がスマートフォンで写真を撮っているはずです。しかし、山で景色を撮ったり、景色を入れ込んで自撮りしたりするときに、スマートフォンのカメラより、もっとワイドなレンズが欲しいと思う方も多いはず。
そんな要望にぴったりの手軽なワイドコンバージョンレンズがBLACK EYE(ブラックアイ)です。ラインナップはクリップで挟むタイプで160度のワイドアングルの写真を撮ることができる「クリッパー160°」、同様のクリップタイプでさらに広いフィッシュアイの「クリッパー180°」。iPhone6専用の「ツイスター235」、マグネットで装着するタイプで、フィッシュアイレンズ(180°)、ワイドレンズ(160°)、マクロレンズ(接写)の3種がセットになった「コンボ」の4種類。
今回試したのは「クリッパー160°」と「コンボ」。
まずは「クリッパー160°」です。クリップタイプということで、とにかく手軽です。挟むだけなので、ほとんどのスマートフォンに装着可能で、背面のアウトカメラにも前面のインカメラにも瞬時に付け替えられるので、風景写真にも自撮りにも対応。さらに、スマートフォンがケースに入っている場合でも装着することができます。また、タブレット端末やノートパソコンでも使用できるので、一つ持っていると何かと重宝するはずです。
使い方は簡単。カメラを起動したらクリップをはめて位置を確かめます。クリップのバネはしっかりしていて硬めなので触らないのにずれてしまうということはありません。さすがに、クリップをはめたままバックパックに入れて走り回るとずれてしまうので、移動中はカメラと別にしてどこかに挟んでおいた方がスマートでしょう。
「クリッパー160°」のワイドレンズはドイツ製。ノーマルレンズとの画角の違いは下の写真を見ていただければと思います。スマートフォンのレンズでは「あぁ、入りきらない」といったシーンでビックリするほど広い写真を撮ることができます。自撮りでも、自分の背景にしっかりと景色が写し込めるので、自撮り棒いらず。写真の楽しみが広がります。
「コンボ」の方は磁石で装着するタイプ。あらかじめスマートフォン側のレンズの回りに付属の磁石リングを張り付けておけば準備完了です。磁石リングは4つ付属していますので、インカメラ、アウトカメラ、その他別のカメラにもセットしてくことができます。レンズはフィッシュアイレンズ(180°)とワイドレンズ(160°)がセットになっていて、ワイドレンズの外側のレンズをはずすとマクロレンズになります。保管時はマグネット式のキーチェーンストラップとレンズカバーをつけておけばレンズの保護も完璧です。
「クリッパー160°」にはないフィッシュアイレンズとマクロレンズが付属しているのが「コンボ」の魅力。フィッシュアイは文字通りの魚眼レンズで球体のように写る独特の表現力が魅力です。マクロレンズは1cmまで接写でき、 山では花や昆虫などを大きく写せるレンズとして人気です。
「クリッパー160°」と「コンボ」両モデルのレンズはかなり高性能です。2層のコーティングと人の手による三度の研磨を行ったUVレンズを採用。反射光を押さえ、鮮明クリアな画像が得られ、耐久性にも優れています。焦点範囲が広く、ピンボケしにくいのも特徴です。
「クリッパー160°」と「コンボ」。どちらの捨てがたい面白さがあるのですが、トレイルランニングでさくさく移動しながらスピーディーに写真を撮るなら「クリッパー160°」、トレッキングでゆっくり歩いて、バリエーション豊富な写真を撮るなら「コンボ」がお勧めではないでしょうか。
CLIPPER160°
クリッパー160°
■価格/4,900円(税別)
■取付タイプ/クリップ式
■レンズ/ドイツ製/高度ワイドレンズ(160°)
■内容物/広角レンズ、クリップ、レンズカバー、マイクロファイバー収納ポーチ
■対応機種/iPhone 5シリーズ、iPhone 6シリーズ、iPadシリーズ、Xperia Z3シリーズなど
COMBO
コンボ
■価格/4,500円(税別)
■取付タイプ/マグネット式
■レンズ/3種セット/フィッシュアイレンズ(180°)、ワイドレンズ(160°)、マクロレンズ(接写)
■内容物/フィッシュアイレンズ、マクロ/広角レンズ、レンズカバー2個、キーチェーンストラップ2本、磁石リング4個、マイクロファイバー収納ポーチ
■対応機種/iPhone 5シリーズ、iPhone 6シリーズ、iPadシリーズ、Xperia Z3シリーズなど
BLACK EYE http://www.blackeye.tokyo |