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【THE NORTH FACE】トレイルシーンでの快適さを最新テクノロジーがサポートする防寒ウェア3選

過酷な環境で使用するアウトドアウェアにはさまざまな性能が求められます。もちろん、一枚のウェアですべての条件を満たすことはできないので、フィールドの条件に応じて最適な機能を持ったウェアを使い分けたり、レイヤードしたりして、より快適に活動できるように調整していくことになります。

 

 

今回紹介するのはTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の最新テクノロジーを駆使したアクティブな保温着。ダウンや化繊のインサレーション(中綿)とは違う手法を用いた個性的で高機能な3着です。

 

 

Trail Emergency Hoodie

チタンの輻射熱で15%以上暖かい、わずか90gのウインドシェル

 

2023年に登場し、大ヒットした軽量シェル、「Trail Emergency Hoodie(トレイル エマージェンシー フーディ)」は今シーズンも健在です。

エマージェンシーブランケットで身体を包んだ経験があれば、その暖かさは実感していると思います。「Trail Emergency Hoodie」は、まさにその感動をいつでも味わえるウインドシェルです。

 

(左)表面。(右)裏面。全体にチタンがコーティングされている。

 

素材は撥水性と防風性を備えたリップストップナイロンの一枚地で、約90g(Lサイズ)と超軽量。ウィンドシェルの携帯性はそのままに、裏地にチタンをコーティングすることで、同等の重さの防水透湿シェルと比較して、保温力は15%以上高くなっています。

 

ベンチレーションとしてさまざまなアレンジが可能なジッパー。

 

バックパックを背負ったまま着用することも想定しているため、ゆとりがあるシルエットとなっています。

下部がオープンになる少し変わったプルオーバータイプにダブルジッパーを組み合わせ、オーバーヒートを防ぎ、内部へのアクセスを容易にします。

ジッパープルはコンパクトで可動部分に適度な硬さがあり、ランニングの上下動で揺れてパチパチと音を出さないという細かい配慮も。これはアスリートからの意見を反映させた結果です。

 

(左)クリック感があり、走ってもバタバタしないジッパープル。(中)コンパクトなドローコードストッパーは、裾に埋め込まれている。(右)手の中に収まりそうなほどコンパクトになる。スタッフサックにもチタンコーティングされている。

 

フードにはドローコードがないものの、コンパクトな形状とシャーリングによって頭に綺麗にフィットし、冷気の侵入を防ぎます。裾にはドローコードが付いています。ストッパーはコンパクトながらグローブを着用していても使いやすく設計されています。

「Trail Emergency Hoodie」をワードローブに追加しておけば、レイヤリングの選択肢が広がります。

 

Trail Emergency Hoodie
(トレイル エマージェンシー フーディ)
・価格:¥22,000(税込)
・サイズ:(ユニセックス)S、M、L、XL
・重量:約90g(Lサイズ)
・カラー:ブラック、ティングレー
・商品ページはこちら🔗

 

 

Hybrid Ablazer Hoodie

チタンコーティング+2種の中綿で保温性を強化したアクティブインサレーション

 

2024年のTJAR(トランスジャパンアルプスレース)で土井 陵選手が着用して話題になっているトレイルランニング用のアクティブインサレーションです。

前身頃、フード、袖の表地は7デニールのスーパー ライトウェイト リサイクル ナイロン。裏地には「Trail Emergency Hoodie」と同様のチタンコーティングを施して、身体から発する熱を衣服内に留めてくれます。

 

ジャケットを裏返した状態。

 

前身頃、袖の中綿にプリマロフト ゴールド(40g)を採用。背面には12デニールのリサイクル ナイロンス トレッチの表地と中綿には通気性とストレッチ性に優れたベントリックス(15g)を配置しています。

ジッパーは「Trail Emergency Hoodie」と同様、超小型でクリック感があり走ってもバタバタしないタイプを採用しています。

 

(左)袖はキルティング処理。(右)インサレーションとしては十二分にコンパクトだ。

 

ドローコードやポケットはなく極限まで重量を切り詰めた結果、わずか160g(Lサイズ)に仕上がっています。THE NORTH FACEのアクティブインサレーションジャケットの定番、Ventrix Jacket(ベントリックスジャケット)よりも100gも軽量です。

保温性の高さと携帯性という相反する要素を高次元で高めた、まさに異次元のインサレーションといえます。

 

Hybrid Ablazer Hoodie
(ハイブリッド アブレイザー フーディ)
・価格:¥37,400(税込)
・サイズ:(ユニセックス)XS、S、M、L、XL
・重量:約160g(Lサイズ)
・カラー:ラディアントオレンジ、ブラック
・商品ページはこちら🔗

 

 

 

Air Chamber TR Vest

エアの注入量で保温性を調整する、エア インサレーション ベスト

 

最後に紹介するのはエアを利用して保温、そしてエアの量をコントロールすることで自在に保温性を調整できる未来派のベストです。THE NORTH FACEでは2022年にタウンユースのベストにエア チャンバー システムを組み込んで発売しましたが、今回はトレイルランニングシーンで使用できるまでにブラッシュアップして登場しました。

 

(左)エア注入前。(右)エア注入後。

 

メイン素材は14デニールのリップストップナイロンを表地とした3レイヤーのゴアテックス ウィンドストッパー、防風性と耐水性があります。フロントはダブルジッパー、裾にはドローコードを備え、外気の取り込みをコントロールできます。サイドは薄く、通気性が高いストレッチ素材となっています。

 

(左)胸のポケットの中にバルブが隠されている。(中)スタッフサックからエアを注入するという驚きのアイディア。(右)バルブをつないで上部を塞ぎ、ウェアにエアを押し込む。着用したままでも行える。

 

エアは前面に入ります。左胸のポケット内にあるバルブと付属のポンプサックをつなぎ、ポンプサック内のエアを押し出すようにして注入。エアは、入れすぎると張った感じになるので、マックスでも8〜9割程度の量に留めておくのがお勧めです。抜く時はバルブの弁を押すだけ。着用したままでエアの出し入れを手軽に行えます。

 

(左)軽量化のためシームテープは最小限の幅しかない。(右)サイドは伸縮性と通気性に優れたストレッチ素材。

 

これだけの機能を持ちながら、重量は約150g(Lサイズ)。エアを抜くとコンパクトになり、ポンプサックに収納できます。

手軽に無段階で保温性を調節できる「Air Chamber TR Vest」は活用できるシーンが多く、組み合わせを考えるのが楽しくなる一着です。

 

Air Chamber TR Vest
(エア チャンバー トレイル ベスト)
・価格:¥44,000(税込)
・サイズ:(ユニセックス)S、M、L
・重量:約150g(Lサイズ)
・カラー:ブラック、ティングレー
・商品ページはこちら🔗

 

■THE NORTH FACE 24FW_SUMMIT RUNのページはこちら🔗

 

 

 

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