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【BOOK】北アルプス・黒部源流の山小屋、薬師沢小屋の厨房が舞台のエッセイ集 「黒部源流 山小屋料理人」

インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社は、「黒部源流 山小屋料理人」(やまとけいこ著)を2025年3月5日(水)に発売します。

 

 

黒部源流の山小屋、薬師沢小屋で働くイラストレーターのやまとけいこさんによる大人気連載が、ついに書籍化。
「山小屋料理人」の仕事は、限られた食材をやりくりしながら、宿泊者と従業員のおなかと心を満たすこと。
日々の調理はもちろんのこと、ヘリコプターで運ばれてくる食材の管理を試行錯誤したり、隙あらば食材を狙う小動物との攻防戦を繰り広げたり――。
そんな山小屋の厨房ならではの苦労や悩みを、従業員らと力を合わせて、工夫とユーモアで乗り越える。
食材やメニューを切り口にして、山小屋料理人が抱える苦悩と喜びをユーモラスな文と親しみのわくイラストで綴ります。
食材に紐づくレシピも満載!

*本書は月刊誌『山と溪谷』2023年1月号~2024年12月号の連載「黒部源流 山小屋料理人」に書き下ろしの文とイラストを追加したものです。

 

著者プロフィール
1974年、愛知県生まれ。山と旅のイラストレーター。高校生で初めて北アルプスに登り、山に魅了される。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。在学時はワンダーフォーゲル部に所属。卒業後はイラストレーターと美術造形の仕事をしながら、2003年より黒部源流の薬師沢小屋のほか、富山県の山小屋で働き始める。このころから絵を描きながらの海外一人旅もスタート。20年に長年通い続けた富山県へ移住。21年から薬師沢小屋の支配人を務める。夏は薬師沢小屋で働き、冬は下界で絵を描いたり文章を書いたりする仕事をしている。著書に『黒部源流山小屋暮らし』『蝸牛登山画帖』(ともに山と溪谷社)がある。

 

黒部源流 山小屋料理人
・著者:やまとけいこ
・定価:1,760円(税込)
・発売日:2025年3月5日(水)
・仕様 160ページ/四六判/4色刷