【Review】Body Glide® ｢body｣｢for foot｣｢for her｣

擦れによるトラブル予防に効果絶大、ビーガン対応でスティックタイプのスキンバーム

バックパックを背負って長時間走ることが多いトレイルランニングは、ロードランニングに比べて肌の擦れや足の豆などの問題が起きるリスクが高くなります。また、痛みは伴わないものの摩擦によって肌に色素が沈着してしまうこともあり、戻るまでにかなり時間がかかってしまうことも。

予防のためになるべく擦れにくい装備やウェアを選ぶのはもちろんですが、合わせて使用したいのが肌を滑らかに保つ、皮ふ保護用のスキンバームです。

その新たな選択肢として日本に上陸したのが、1996年からアメリカで愛され続け、今では全米シェアNo.1、USAトライアスロンの公式パートナーにもなっている「Body Glide®（ボディーグライド）」です。

さらっとした付け心地の透明なバームが目に見えないバリアを形成し、衣服や履物の摩擦や肌同士の擦れで起こるトラブルから肌を守ります。水や汗にも強く、汗を逃して肌を呼吸させることで毛穴を清潔に保ち、厳しい環境下での使用でも快適かつ効果的な付け心地を維持します。

その他「Body Glide®」の特徴は多くありますが、まとめると以下の通り。

・便利で簡単：スティックタイプなので手に取らずに直接肌に塗れる。

・肌に優しい：石油や動物性成分、合成成分は一切不使用。植物由来の成分のみを使用したビーガン対応。

・効果が持続：優れた耐水性と耐汗性を誇り、効果が長時間持続。

ラインナップは3種類。

最も汎用性があり、身体全体に使用可能な「body」。

激しいスポーツによる足元に特化した「for foot」。保湿作用、収れん作用、抗炎症作用があるコンフリー葉エキスと、肌なじみが良く、抗酸化作用やバリア機能もあるアンズ核油が配合されています。

女性向けに開発されたのが「for her」。柔らかくなめらかな肌を保つ保湿成分としてヤシ油、アーモンド油を配合。敏感肌や乾燥肌の方におすすめ。

大きさは3タイプ。｢body｣が42g、22g、10g。｢for foot｣と｢for her｣は22g、10gです。

皮膚保護バームはチューブやスクリューキャップの容器に入ったものが多く見られますが、「Body Glide®」は繰り出し式のスティックタイプ。手に取らずに直接肌に塗ることができます。

今回は、最も汎用性が高い「body」を塗ってみました。場所は、たまに擦れが気になる足の拇指球、小指球、踵の後部、股。そして、毎回擦れて痛くなる鎖骨周辺です。

バーム（軟膏）ですが、クリーム状ではなく、硬さはリップクリームくらい。各部位に軽く２・３回滑らせるだけで準備OK。手で馴染ませたり、乾かしたりする必要はありません。塗った場所は少し肌が滑りやすくなる程度で、オイルのようなヌルヌル感はありません。さらに、ほぼ無臭なので、「塗ったぞ」という感じが少なく、少し不安でした（笑）。

途中で効果が落ちて擦れが気になったら塗り足せるように、一番小さい10gを携帯。10gの大きさは62×37×13mm。手のひらにすっぽりと収まるので持ち歩いても邪魔になりません。

スタートしてすぐは、当然ながら快調です。とりあえず違和感が出るまでは塗り足さないつもりでした。3時間ほど経過したとき、塗った場所を触ってみましたが、効いているのかどうかはよく判りませんでしたが、痛みも違和感もないのは効いている証拠。そのまま進み、結局10時間程走りましたが、どの部位も塗り直しはしませんでした。

今までは、3〜4時間ほど走ると鎖骨周りに違和感が出てきて、塗り足していたので、「Body Glide®」は耐久性がかなり高いようで驚きました（条件によっては塗り足しも必要な場合もあると思いますが）。

使いやすく、耐久性もあり、さらに安全性も高い「Body Glide®」。米国でシェア No.1なのも納得です。擦れのトラブルに悩んでいるなら、試してみてはいかがでしょうか？