お洒落な実力派、ウールのアッパーとウェーブ状のインソールが快適なリカバリーシューズ
トレイルへの行き帰りで、リカバリーサンダルやリカバリーシューズの着用はもはや定番となっていて、さまざまな商品が発売されています。その中で今回紹介するTopo Athletic®の「REKOVR 2(リカバー 2)」は、シックなルックスながら、かなりアクティブなリカバリーシューズです。
Topo Athletic®のリカバリーシューズは今回紹介する「REKOVR 2」の他に「VIBE(バイブ)」というモデルがあります。どちらもスリップオンタイプのアッパーで、「VIBE」はロードシューズのソールシステムを採用。「REKOVR 2」はトレイルランニングシューズのソールシステムを採用しているのが大きな違いです。また、全米足病医学協会(APMA)の認証を取得し、足の健康をサポートするシューズであることが医学的に証明されています。
それではアッパーから見ていきます。
カジュアルシューズのようなお洒落なスリップオンタイプで、シューレースやオーバーレイの補強などはありません。素材はウールとポリエステルの混紡。ウールが快適な履き心地を提供し、細菌、防臭効果を提供。ポリエステルがシューズの形状を維持し、耐久性を高めています。
ソールシステムはTopo Athletic®のトレイルランニングシューズそのものと言っていいでしょう。スタックハイトはフォアフット20mm、ヒール23mm、ドロップは3mm。同ブランドの「MT-4」より全体に2mm程低い設定です。EVAのミッドソールにVibram XS Trek EVOのアウトソール。ラグ形状も主要トレイルモデルと同じで、高さは5mmです。
「REKOVR 2」のリカバリー性能の肝とも言えるのが「オーソライト® 3D ウェーブ センス」というインソールです。そもそも、オーソライトのオープンセル PUフォームには95〜100%の通気性があり、空気がインソールの中や周りを循環し、湿気を逃がしてドライな環境を提供します。さらに「オーソライト® 3D ウェーブ センス」では、独自の3Dカッティング技術で作られた高さ3mmのウェーブを形成。抜群のクッショニングとマッサージ効果を発揮します。
フィッティングですが、Topo Athletic®のシューズを履いている方なら同じサイズ、またはハーフサイズアップしてゆったり履いてもいいかもしれません。裸足で履いてもソックスを着用して履いても大丈夫です。サンダルと違い、フィットはしっかりしています。シューレースや補強がなくても歩いていて踵が抜ける心配はありません。Topo Athletic®の特徴でもあるゆったりしたフォアフット部分は圧迫感がなく、足指を自由に動かせます。また、踵部分は簡単に潰せるのでサンダルのように履くことも可能です。
リカバリーシューズとしてはクッションが硬めですが、それを補っているのが「オーソライト® 3D ウェーブ センス」のインソールです。足裏に程よい刺激を与えてくれますが、柔らかい素材なので刺激が強すぎると感じる人はいないと思います。ウェーブによる通気性も良好で、ウールを採用したアッパーの吸湿性と相まって、快適さを維持してくれます。裸足で1週間ほど履いてみましたが、特に匂いも気になりませんでした。
歩行性能もしっかりしています。ウォーキングやライトハイク、小走りなど、よりアクティブなリカバリーに対応。もちろん、トレイルランニングシューズのアウトソールなので荒れた路面でも問題なし。山でのキャンプや散歩なども重宝することでしょう。
「REKOVR 2」は洒落たルックスとリカバリー性能がミックスされているため、トレイルへの行き帰りはもちろん、キャンプなどの軽いアウトドアアクティビティや、街での普段使いなど、秋、冬、春、と3シーズン使い倒せる、出番の多いリカバリーシューズです。
REKOVR 2(リカバー 2)
・価格:¥17,600(税込)
・サイズ:MEN’S 25.5-28.5cm、WOMEN’S 22.5-25cm
・カラー:MEN’S Charcoal/Black、WOMEN’S Charcoal/Black、Grey/Purple
・重量:227g(27.0cm)、184g(23.5cm)
・スタックハイト:23mm(かかと)、20mm(つま先)
・ドロップ:3mm
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