TrailRunner

salomon トレイルランニング

SALOMON WINGS PRO 2

スタンダードを超えたスタンダード
初めての1足としても、ウルトラ用としても◎

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SALOMONのトレイルランニングシューズの定番、「WINGS PRO(ウイングス プロ)」がバージョン2にアップデートしました。今回はフルモデルチェンジといっていい程の大きな更新となります。その詳細を見ていきましょう。

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(上)踵部の新しい補強パーツ。
(中)爪で押せば凹むほどやわらかい。
(下)ラグは設置面積が広いタイプ。
WINGSといえば、昨年(2015年)発表した選手用の「S-LAB WINGS」が思い浮かびます。今回デビューした「WINGS PRO 2」もその同一線上のコンセプトで、「下りに強い」というのがウリになっています。下りの強さを支えているのは、DESCENTE CONTROLという甲から足首をしっかりホールドするシステムです。 しかし、コンセプトは同様でも足入れした感じは全くの別物といえます。アッパー、ソール共にボリューム感があって、足のプロテクト性能が格段に高くなっています。フレックスやねじれも硬めなので、スピードに強いというわけではありませんが、長く走り続けも疲労を最小限にしてくれるという安心感があります。

アッパーはトウに比較的余裕があり、幅の広い足でも安心して履くことができます。足先に余裕があってもくるぶし周りをしっかりとホールドしてくれるおかげで、踵がしっかりとホールドされ、下りで足指が詰まってくるような心配はありません。このシューズのホールド感を生かすには足先でバランスを取るよりも、ミッドフットを中心に足をコントロールしたほうが良い結果が得られると思います。

アウトソールのラグ形状は、近年SALOMONの主流になりつつある、接地面積が大きくフラットなタイプ。ラグの高さはしっかりと確保されています。この形状のラグは荷重した時の潰れが少ないので、アスファルトのような硬くフラットな路面でも違和感なく走れます。耐久性も高そうです。ただし、ラグ自体のクッション性はあまりないので、その分ミッドソールのクッション性を高めているとのことでした。

踵部のフィーリングは前モデルと比べると大きく変わりました。踵部のミッドソールを補強しているスケルトンのパーツは前モデルは硬いプラスチックでした。「WINGS PRO 2」も一見同じ素材のように見えますが、柔らかいシリコン製に変更されています。また形状も外側への張り出しがなくなっているために、ソフトで多方向への反応の良いフィーリングに生まれ変わりました。また、ヒールエンドはラウンドしているため、下りでも登りでも引っかかりがなく、足を綺麗にローリングしながら走ることができます。

「WINGS PRO 2」は癖がなくプロテクトもしっかりしているので、初めてトレイルランニング用のシューズを履く方から、ウルトラトレイルに挑戦する方まで、楽に遠くまで運んでくれるシューズです。走力のある方のトレーニング用シューズとしてもお勧めできる1足です。

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(左)メッシュは小石などが入りにくい目の細かいタイプ。トウの補強もしっかり。
(中)ソールと一体化したアッパーの補強「DESCENTE CONTROL」。
(右)トレイルの突き上げから足を守るフィルムを内蔵。

wingspro2-4WINGS PRO 2
ウィングス プロ 2
■価格/¥16,000+税
■サイズ/MEN 25.0-29.0cm WOMEN 22.0-25.0cm
■重量/MEN 335g WOMEN 285g
■スタックハイト/27mm/17mm (10mmドロップ) ■カラー/MEN 4色 WOMEN 2色

■サロモン http://www.salomon.co.jp/softgoods/

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