最終回は吉野氏が普段からはいているVibramです。ロードランニング用の「Bikila」と最新のトレイルランニングモデル「TREK SPORT」。「TREK SPORT」は吉野氏にとってもはじめてでした。
今回テストした中では最も裸足に近いシューズです。ソールが薄いのでちょっとした凹凸も敏感に感じることができます。指も独立しているので地面をつかむ感覚も得やすいです。裸足感覚で走りたい人には向いているのですが、むしろシューズをはいているという安心感を持ちすぎないことが重要です。実際に裸足で走る(裸足ランニング)と平行してトレーニングに使用してほしいシューズだと思います。
Vibram Women’s/Men’s Bikila
ビブラム ビキラ
■素材
UPPER – Stretch Polyamide
with TPU toe caps for protection
SOLE – Anatomical Pods TC-1 Rubber
FOOTBED- 3mm Polyurethane with Dri-Lex Sockliner
■重量/M43 – 片方170g
■価格(税込)/¥14,490
アーチのホールドがあるので、裸足に慣れていない人は安定感を感じると思います。トレイル用ということでソールが厚めになっているので、細かい凹凸で足が痛くなることもないと思います。また、アウトソールもトレイルで滑りにくい形状になっています。トレイル用としては、もっとも裸足感覚に近いシューズではないでしょうか。裸足感覚でトレッキングやハイキングをしたい方、ランナーならそれなりに熟練した方にはいてもらいたいですね。
Vibram Women’s/Men’s TREKSPORT
ビブラム トレックスポーツ
■素材
UPPER – Coconut Active Carbon Fiber, TPU Toe Protection
SOLE- 4mm EVA Midsole & TC-1 rubber
FOOTBED- Antimicrobial microfiber
■重量/M43 – 片方184g
■価格(税込)/¥14,490
■Barefootinc Japan http://www.barefootinc.jp
■「裸足の王子」吉野剛がベアフットシューズを履き比べ 3 「MERRELL」
■「裸足の王子」吉野剛がベアフットシューズを履き比べ 2 「new balance」
■「裸足の王子」吉野剛がベアフットシューズを履き比べ Part1
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