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鏑木毅「50歳UTMBプロジェクト」始動

50歳でUTMB挑戦。トップトレイルランナー鏑木毅選手の新たな挑戦が発表されました。2019年のUTMBに全精力を注いで挑戦するという鏑木選手。テーマはズバリ「老い」との戦い。全盛期から確実に下降線をたどりつつある中、年齢によるパフォーマンス低下とどう向き合うのか? 鏑木選手の新たな挑戦が始まります。


鏑木毅(かぶらき つよし)
群馬県出身、1968年10月生まれ。プロ・トレイルランナー。2009年世界最高峰のウルトラトレイルレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB、3ヶ国周回、走距離166km)」にて世界3位。 また、同年、全米最高峰のトレイルレース「ウエスタンステイツ100マイルズ」で準優勝、2016年「ウルトラフィヨルド」で準優勝など、49歳となる現在も世界トップレベルのトレイルランニングレースで上位入賞を果たしている。トレイルランニングを始めたのは28歳。地元群馬で開催されたレースに面白半分で出場したのがきっかけ。群馬県庁で働きながらその後、アマチュア選手として数々の大会に出場し優勝。40歳でプロ選手となる異色の経歴。現在は競技者の傍ら、講演会、講習会、レースディレクターなど国内でのトレイルランニングの普及にも力を注ぐ。アジア初の本格的100マイルトレイルレースであり、UTMBの世界初の姉妹レースであるウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)の大会実行委員長を務める。また自らがプロデュースしたトレイルレース「神流マウンテンラン&ウォーク」は2012年に過疎地域自立活性化優良事例として総務大臣賞を受賞、疲弊した山村地域の振興、地域に埋もれた古道の再生など地域を盛り上げるモデルケースとなっている。


UTMB
※2016年にウルトラトレイル・デュ・モンブランよりUTMBへ名称を変更
「UTMB」はヨーロッパアルプス最高峰モンブランを一周する世界最高峰のトレイルランニングの大会で走行距離:171km、 累積標高10000m、制限時間46時間30分で競い合うまさに極限の100マイルトレイルレースである。2003年から「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン」の名称で始まったこの大会は2016年に「UTMB」と名称が変更された。自転車レースの最高峰が「ツール・ド・フランス」であれば、トレイルランニングはこの「UTMB」に当たる。コースは世界最古の山岳リゾート地であるシャモニをスタートし、反時計周りにフランス、イタリア、スイスの3ヶ国を巡る。これは世界中のハイカーが憧れの「ツール・ド・モンブラン」をベースとした山岳ルートを辿るコースでもある。日本アルプスを10回程上り、下りするような険しい171kmの道のりは、ハイカーなら1週間から10日以上かかるが、トップ選手は20時間を切るような驚異的な速さで巡る。“世界一”の称号を求め90ヶ国からトップランナーが集結する。UTMBが開催される8月の最終週は全世界のトレイルランナーが昼夜を問わずこの一戦の勝負の行方に注目している。日本からもUTMBをメインとした5つのレースカテゴリーに300名以上が参加し、白く輝くモンブラン山群を巡る壮大な旅は世界中のトレイルランナーの憧れの舞台ともいえる。

鏑木選手が最もリスペクトするアスリート、マルコ・オロモ(ITA)。2007年と2008年のUTMBを連覇したのは58・59歳だった。マルコの記録を凌駕することができるのか?

■トレイルランナー鏑木毅 50歳UTMBプロジェクト
http://never.trailrunningworld.jp/

 

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