「NB minimus」無駄を省き、裸足感覚で走れるシューズ

ベアフット（裸足）ランニングが注目を集めていますが、ニューバランスからベアフットランニング対応のシューズ「NB minimus（ミニマス）」がデビューします。MINIMUS（＜＝＞）には「少ないことはより豊かなこと」「そぎ落とすことで、本当の良さを実感し、加えることで本質を知る」という意味があります。

「NB minimus」は最低限のフィット性・保護性・保形性のみで作られています。既存のシューズに搭載されていた補強パーツを省き、シューズの機能を最小限までに削ぎ落とすとともに、つま先と踵の高低差を4mmに設定、さらに、足と地面との間の距離を最小限に抑えるために、インソールも省略しました。この結果、従来品よりも150％も軽い裸足感覚のランニングを体感できる新しいランニングフットウェアになりました。

「NB minimus」を履いて走ることにより、ランナーは自然とミッドフット着地になり、「効率良いランニングフォームが身に付く」「足とふくらはぎの筋肉や腱が鍛えられる」「接地感が高まり、足本来の機能を発揮する」等の違いが感じられるはずです。その結果、次のような効果が期待できます。

●SPEED UP ＝踵着地よりも、発生する衝撃（＝ブレーキ）が少なく、地面との接地時間が短縮される。
●SAFETY ＝踵着地よりも、着地直後から足アーチの活用ができ、さらに路面からの反発力を推進力へと利用できる。
●SAVE ENERGY ＝踵着地よりも、着地衝撃が少なく、足裏全体で衝撃を分散することが可能になるため、故障の予防につながる

ラインナップはロード用のMR10（Mens） / WR10（Womens）とトレイル用のMT10（Mens） / WT10（Womens）の2モデル。ベアフットランニングのコンセプトを走りに取り入れたいランナーのエントリー、またはトレーニング用として活用したいシューズです。

「NB minimus」をトレーニングに取り入れるにあたり、極端な移行を図ると通常では使用されてなかった身体の部位を急激に導引・一時的な酷使をしてしまう可能性があります。

ニューバランスでは、安全にトレーニングを行えるよう、個々の適正に合ったトレーニングメニューの提案など様々な切り口からのサポートをしていきます。ランナーの様々な悩みに答えるべく既存のランニングトレーニングとの併用または、まったく新しいトレーニング方法として「NB minimus」を取り入れることにより、全てのランナーへ問題解決のために必要な提案をしていくそうです。

MR10 / WR10
ソールが厚いので、中級・上級者だけでなく、クッション性に不安を感じる初級者にもお勧め。ロードレースにも最適。
■価格／￥12,000
■アッパー／Mesh/Sonic Synth.
■ミッドソール／REVlite
■アウトソール／Blown Rubber
■フットベッド／AEGIS(抗菌加工)
■サイズ／MR10 D: 7-10,11
　　　　 WR10 B: 5-8.5
■重量／MR10 約240g(US9.5)
　　　 WR10 約190g(US7.0)
■カラー／MR10　BG(BLUE/GREEN)・写真上、BR(BLACK/RED)
　　　　 WR10 OG(ORANGE/GRAY)・写真下

MT10 / WT10
ロード – トレイルまで様々な路面に対応。中級 – 上級者向け。トレイルランニングにお勧め。ソールが薄いので、より接地感が高い。
■価格／￥12,000
■アッパー／Mesh/Rubber
■ミッドソール／Acteva
■アウトソール／Vibram
■フットベッド／AEGIS(抗菌加工)
■サイズ／MT10 D: 7-11,12
　　　　 WT10 B: 5-8.5
■重量／MT10 約200g(US9.5)
　　　 WT10 約165g(US7.0)
■カラー／MT10　OB(ORANGE/BLACK)、GY(GRAY/YELLOW)・写真上
　　　　 WT10　BL(BLUE)・写真下