ランニングなど、トレーニングの継続と目標達成をサポートするプラットフォーム
GPSウォッチのリーディングメーカーのガーミンジャパン株式会社は、トレーニング支援アプリ「Garmin Sports」の提供を、2019年9月2日より開始します。「Garmin Sports」は、2017年に台湾でスタートし、全12ヵ国で展開する、Garminユーザーとコーチが集うトレーニングプラットフォームです。
■「Garmin Sports」提供の背景
ガーミンジャパンは、日本のランニング市場をふまえ、ランナーのQOL向上を目的に、本サービスを導入します。ランニングを始めたにもかかわらず、その半数以上が、半年以内に辞めてしまうという調査結果があります。要因は様々ですが、Garminは、以下の3つの要素が不足しているためだと考えます。
(1) 計画性
多忙な日常の中で、トレーニングの時間を確保することは容易ではありません。また、計画をたてようとしても何から手を付けてよいかわからず、走るきっかけをつかめずにいる方もいらっしゃいます。「Garmin Sports」のトレーニングメニューはカリキュラム形式です。日々与えられたトレーニングメニューをこなしていくことで、いつのまにかトレーニングが日常の一部になり、ランニングを継続することができるでしょう。
(2) 正しい知識
ランニングを継続しているにもかかわらず、狙った効果が得られないという声は後をたちません。誤った方向に頑張ってしまい、適切な効果を得られていないことが原因です。「Garmin Sports」では、スポーツサイエンスとコーチの確かな指導実績にもとづき、目的別に様々なトレーニングメニューを提供しております。また「Garmin Sports」を通じたコーチとの出会いは、ランナーの知的好奇心を刺激するでしょう。
(3) 一緒に頑張る仲間
近年ランニングコミュニティは盛り上がりを見せていますが、依然、ランナーの多くは一人で走っているようです。「Garmin Sports」を通じて、全国の「Garmin Sports」ユーザーと繋がることができます。互いに交流し、励まし高め合うことで、ランナーのランニングライフが豊かになることを、Garminは願っています。
■「Garmin Sports」の特徴
「Garmin Sports」は、前述の日本の市場特性を踏まえ、以下の特徴を有したアプリで継続的なトレーニングを支援します。
(1) 既存のGarmin Connectアカウントで利用可能
これまでお使いのGarmin Connectのアカウントでご利用頂けます。初回ログイン後は、Garmin Connectと「Garmin Sports」でアクティビティデータが同期されますので、「Garmin Sports」のご利用を開始したからといって、これまでGarmin Connectで蓄積したアクティビティデータの更新が途絶えることはありません。
※「Garmin Sports」で確認できるアクティビティデータは、初回ログイン以降にアップロードされたものが対象となります。
(2) カリキュラム形式のトレーニング
トレーニングメニューを「カリキュラム」として提供します。これらトレーニングカリキュラムは、経験・実績豊富なコーチによる手作りです。カリキュラムには、コーチが指定した日程でトレーニングを行うことを想定した「コース」と、各自のペースで取り組む「トレーニングプラン」があります。
(3) トレーニングメニューをGarminウォッチに送信可能
トレーニングメニューをGarminウォッチに送信することができます。送信後は、ウォッチの指示に従って走るだけで、スピード・距離・負荷(心拍数)・時間配分を、まるでコーチが並走しているかの如く、ウォッチが全て教えてくれます。
(4) コンペティション
様々な参加者及び1対1のコンペティション(ランキング形式のバーチャル競技会)を、誰もが開催することができます。定期的に、豪華景品があたるGarmin公式コンペティションの開催も予定しています。
(5) シェアしたくなるアクティビティデータ
アクティビティデータを「3Dムービー」「長い写真」など、目をひく形で共有することができます。これらの装飾は、「Garmin Sports」の利用状況に応じて、利用可能なアイテムが増えていきます。
「Garmin Sports」のモバイルアプリは、以下からダウンロードが可能です。
<iOS>
URL: https://apps.apple.com/jp/app/garmin-sports/id985510139
<Android>
URL: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.garmin.android.apps.gccm&hl=ja
■「Garmin Sports」 サービスサイト
https://www.garmin.co.jp/event/2019/garmin-sports
■対応機種
ランニングウォッチ『ForeAthlete』はもちろん、Garminの主要なGPSウォッチシリーズでご利用が可能ですが、トレーニングメニューをウォッチへ送信するためには「ワークアウト機能」に対応したGarminウォッチが必要です。
<ワークアウト機能対応機種>
ForeAthleteシリーズ
・945、935、920XT、910XT
・735XT
・645M、645、630、620、610
・410、405、45S、45
・310XT
・245M、245、235、230、225、220
vívoactiveシリーズ
・víoactive 3 Music、vívoactive 3
fēnixシリーズ
・5X Plus、5 Plus、5S Plus、5X、5、5S
・3J
MARQシリーズ
・MARQ Driver/Aviator/Captain/Expedition/Athlete
その他
・Instinct
・Descent Mk1
・D2 Charlie