ランニングはパフォーマンススポーツである一方で、ウェルネスやヘルス、アンチエイジングのように、よりよく生きるための手段でもあります。さらに、トレイルランニングでは旅の要素も加わり楽しみ方は多岐にわたります。そして、忘れてはならないのがコミニュケーションツールとしての活用です。各地域には走ることを共通項としたコミュニティがあり、ランナーの繋がりが広がっています。旅に出たらその地域のコミュニティに参加して交流するランナーも増えてきました。
人が集まればコミュニケーションが生まれる。それは大会でも同じこと。世界的な大会になれば、日本全国、そして海外からも選手やサポーターが集まってきます。そんな人たちとコミュニケーションしたい。THE NORTH FACEは、そんな思いから「Mt.FUJI 100 EXPO」の2024年4月24日(水)に、大会に出場するTHE NORTH FACEアスリートたちと一緒に走るランニングセッションを開催しました。参加資格はなく、選手、サポーター、ボランティアスタッフなどさまざまなランナーが参加。もちろん海外からも。本来は吉田胎内樹型ルート、約5kmをゆっくり走るはずでしたが、当日はあいにくの雨。屋内練習走路(富士ウッドストレート)に変更して開催されました。
大坪宏さん(写真左)「FUJI 100 mi」に出場。「普段はあまりお話しする機会がないアスリートの方々と会話ができて良かったです。土井さん、森本さんと一緒にリレーも一緒に走りました!」
森本幸司選手(写真右)「天候があいにくだったんですけど、素敵な室内のトラックで皆さんといろいろ話しながら走れてよかったなと思います。僕は九州から来ていて、アウェー感がある中でいろいろ話しかけてくださって嬉しかったです」
上田絢加選手(写真左)「私は普段一人で練習していることが多いので、いろいろな方と喋りながら走れて自分自身も楽しかったですし。質問ももらえたりして、普段私が考えてることをお話しする機会にもなってすごく良かったと思います」
大会ボランティアとして参加の栗田英里さん(写真右)「アスリートの方と一緒に走れることはなかなかないので楽しかったです。走り方を見ることができたのもよかったです。土井さんにはマニアックな質問をしちゃいました(笑)」
土井陵選手(写真左)「自分も海外レースで他ブランドのアスリートとのランニングセッションに参加したことがあって、それがすごくいい思い出でした。レースはもちろんですが、その前日からすごく印象が強かったです。アスリートが走るというのは特別感もあるし、参加してくれた人には楽しく帰ってもらいたいという気持がありますね。こういうイベントをどんどんやったほうがいいと思います」
アンソニー・リー選手の友人で応援のために米国から来たディラン・ウォルトンさん(写真右)。「日本のアスリートとコミュニケーションを取りながら走れて楽しかった。松永さんが英語で喋ってくれたのでミュニケーションも スムーズでした」
参加費は無料ながら、奄美大島で伝統的な染色方法「泥染め」によって染められたTHE NORTH FACEのバンダナ(写真左)のプレゼントとTHE NORTH FACEブースでコーヒー(写真右)もサービスされました。
「THE NORTH FACEのグローバルチームも海外のメジャーレースで同様のランニングセッションを企画していて、参加者がとても楽しそうだったんですよね。そこで、日本でも「Mt.FUJI 100」という大きなレースで、アスリートのファンやブランドのファンの方と交流が持てる場を作りたいと思い、企画しました。雨になってしまったので室内での開催となりましたが、逆に憧れのアスリートと話したり、フォームをチェックしてもらったりという機会が長めに取れたのは良かったともいます。走ることによって仲間が増えたり、アスリートやブランドに触れ合ったりできる機会を今後も増やしていきたいと思っています」
と(株)ゴールドウインでTHE NORTH FACEのマーケティングを担当する中村真記子さんは語ります。
「Mt.FUJI 100」は競技の他に多くのイベントが行われ、選手以外でも楽しみ方は無限大。このように多角的に盛り上がることができれば、トレイルランニングの人気はますます高まっていくことでしょう。
Photo:Doryu Takabe
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