ストーリーとカルチャーを発信する雑誌「Like the Wind 日本版03」が、2024年8月29日に発売。
今回のテーマは、「南へ――Running South」です。東南アジアやアフリカなど、独自の文化を形成してきた「南」は、ランニングのレンズを通して今どのように見えるのか。ヨーロッパやアメリカ、日本にある政治的、象徴的な「南」は、どのように語られるのか。
「ここ」とは違う世界の人々の声はどんなものか? 私たちの「南」とは?
『自由について』から始まる27のストーリーをまとめています。
若林恵、柳樂光隆、宮田文久、磯村真介など気鋭の執筆陣、近藤隆文、川鍋明日香、宮本裕人、鈴木未来、青山みどりなどの翻訳者と共にお届けします。
01号「新しいランニング New Running」、02号「長距離走者の孤独」もシリーズでどうぞ。
目次
エディターズ・レター 雨のあとに
PRINT IS F*CKD――10年が経って サイモン・フリーマン
トホノオーダム族の土地
【南へ――RUNNING SOUTH】
自由について――ピエール・モラのフィルムを巡って 宮田文久
ヌサ・ドゥンガラ諸島の仲間たち 磯村真介
アフリカの足
マニラのカルチャークラブ
マウント・ケニアを行く
アルジェリアかフランスか、アリかアランか
勇気を――1968年メキシコ五輪のピーター・ノーマン
これからのランニング
『BAREISHOTEN』僕が大分で作る場所 後藤邦孝
書評:多和田葉子『献灯使』を読む――ディストピアを駆け落ちる
グラフィックノヴェル ZÁTOPEK このまま進めないなら、もっと早く進め!
【ランニング随想】
ポーランド人の道
シチリアのレモングラニータ アダーナン・フィン
コーチ、ジャン・ヤンセン
Finally Free(er)
上田絢加の自由な冒険
ロンドンの夜を駆ける
【木星RC通信】
ニューヨーク・パイオニア・クラブ
僕が勘違いしていた恋の話
写真は何を語るのか?
Voices from Tokyo Vol.03 桑原慶
フイナム ランニングクラブ
音楽の聴こえ方 Vol.02 柳樂光隆・音楽評論家
ボブ・マーリーはイスラエルを支持したか 若林恵・黒鳥社
今号のプレゼント
Like the Wind magazine 日本版 03
・価格:2,860円(税込)
・出版社:木星社
・発売日:2024/8/29
・大型本:168ページ 並製
・寸法:A4変形判 19.8x1x25.6cm