COMPRESSPORT R2 / Trail Socks

ドットがポイントのソックスと逆段階着圧のカーフ
オンリーワンを貫くスイス・メイド

Compressport_R2_socks

compresssports セバスチャン・シェニョーやフェルナンダ・マシエルなどのトップランナーが愛用するＣＯＭＰＲＥＳＳＴＰＯＲＴ（コンプレスポーツ）はスイスのコンプレッションウェアブランドです。縫い目の無い「シームレス製法」と「部分別着圧」が特徴で、世界５０カ国以上で販売されています。

その効果は、足から心臓の血流循環を促進させ、酸素を筋肉に供給することで、身体にたまる乳酸を抑制。衝撃や振動を軽減することで怪我や疲労から守る。装着しているだけで、常に血流を促進し、回復時間を早めるなど。

今回は「トレイルソックス」とふくらはぎ用の「Ｒ２」をレポートします。
まずは「トレイルソックス」から。一番に目を引くのはフォアフット、踵、内足首にある何層にも編みこまれたドット「３Ｄドット」です。その役割は多岐にわたります。
１．グリップを高めてシューズ内の足のずれを防ぐ。
２．足にかかる衝撃を吸収、シューズとの間に空間を作り出すことで蒸れや過度な温度変化を防ぐ。
３．指圧的効果を生み出し、足をほぐす。
４．クッションとして機能しアキレス腱をシューズの摩擦や圧迫から守る。

正直、履く前は「３Ｄドット」には違和感があるのではないかと思っていましたが、そんな心配は無用でした。履き心地は通常のフラットな生地のソックスと遜色ありません。かなり薄めの生地ですが、それ以上にフワッとした感じがしたので、おそらく、これが「３Ｄドット」のクッション効果だと思います。通気性は生地の薄さもあって良好です。シューズ内で踏ん張れる感じがあったので、足の滑り止め効果もしっかりと感じられました。

もちろん、「３Ｄドット」以外にもベーシックな機能は充実しています。アーチサポートも効いているし、生地には銀イオンが含まれているのでにおい対策も万全です。

「トレイルソックス」と相乗効果で使いたいのが「Ｒ２」です。一般的な段階着圧では、心臓から遠い足首付近の圧が一番強く、膝下がもっとも弱くなっていますが、「Ｒ２」は「逆」段階着圧。足首が19ｈｐａ、膝下が37ｈｐａとなっています。これは、ふくらはぎ部分の筋肉の振動やブレを押さえる事に重きを置いたためです。確かに、走っている時にふくらはぎが「タルン」とするようなことが無かったので、疲労軽減には役立ちそう。逆段階着圧だからといって、血が巡らなくなるという感覚もありませんでした。結果としてはふくらはぎの疲労は、何もはかないときよりも軽減されたように思いました。

「トレイルソックス」と「Ｒ２」、是非あわせて使用して、相乗効果を体感してほしいと思います。

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