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【Review】SALOMON 「S/LAB SENSE ULTRA 5 SET (S/LAB センス ウルトラ5セット)」

より使いやすく、より快適にリニューアル!
レース以外にも対応できるミニマリスト・ベストパック

軽量なトレイルランニング用パックの中でも、ストイックなまでにミニマル仕様で人気だった「S/LAB SENSE ULTRA SET」がリニューアルしました。ラインナップも増え、8L、5L、2L(メインコンパートメントなし)の3モデル。サイズも5サイズ展開となっています。今回は5Lモデルの「S/LAB SENSE ULTRA SET 5」をレポートします。

ストレッチ素材と3Dエアメッシュで構成される本体は硬い部分が一切ありません。メインコンパートメントはまちがないので、何も入れない状態では平らなので、ベストにしか見えません。装備を入れるとストレッチするので、装備が少なくても中でガラガラと遊んでしまうこともなく、しっかりコンプレッションされます。装備が多くても少なくても、使い勝手はいいです。装備を入れたパックを背負っているというよりも、装備が背中に張り付いたような感覚です。メインコンパートメントの入口にはファスナーも留め金もついていませんが、装備を入れて背負えばテンションがかかるのと、最上部にシリコングリップも付いているので、飛び出すことはありませんでした。背中にはパッドがついていないので、ゴツゴツしないよう、装備の入れ方は工夫するといいでしょう。

(左)シンプルなメインコンパートメント。
(中)大型ポケットの中にメッシュポケット。
(右)裏は全面にメッシュ素材を採用。

チェストストラップはシンプルで超軽量ですが、必要にして十分。万が一伸びてしまってもバンジーコードを取り替えるだけなので、自分でメンテナンスできそうです。ポケットはメインコンパートメント下に1つ。この中にはさらにメッシュポケットが配置されています。サイドにはジップポケットが左右各1、ショルダーストラップにはソフトフラスク用を含め左右各3つずつあります。いずれもストレッチ素材なので、予想以上の容量を収納することができました。すべてのポケットは走りながらアクセスすることが可能でした。
裏面は3Dエアメッシュで暑い日の蒸れも最小限に抑えることができます。また、暑い日に走るとバックパックに汗が染み込んで重量が増加しますが「S/LAB SENSE ULTRA SET 5」は水分を含む素材が少ないため、重量増加も最小限で済むようです。

(左)最小限のチェストストラップだがフィット感は良好。
(中)付属のソフトフラスクも進化している。
(右)中身が減っても吸い口が沈まない仕掛け。

リザーバーは入らないのでハイドレーションは付属のソフトフラスクで対応します。そして、このソフトフラスクもニューモデルです。給水口が大口径になり1/4回転だけで開け閉めできるので、給水がしやす、短時間で終了します。そして底が尖った形状になったため、ポケットへの挿入がしやすくなったことがポイントです。さらに、ポケット上部のコードをソフトフラスクのスクリューキャップの隙間に引っ掛けておけば、中身が減ってきても吸い口がポケットの底に沈み込むことはありません。

「S/LAB SENSE ULTRA SET 5」はレースの勝負用ベストパックとしてはもちろん、距離によってはトレーニング用としても十分快適に使用できます。他のパックとは一線を画するフィット感をぜひ体験してみてください。

SALOMON S/LAB SENSE ULTRA 5 SET
サロモン S/LAB センス ウルトラ 5 セット
■価格/¥17,000+税
■サイズ:XS、S、M、L、XL
■重量/180g
■容量/5L
■500mlソフトフラスク × 2付属

■サロモン http://www.salomon.com/jp/

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