TrailRunner

salomon トレイルランニング

new balance MR00

トータルバランスに優れたベアフット
NB minimusの集大成といえるロードモデル

mr1-thumb-400x311

mr2-thumb-200x252「MR00」(レディスモデルは「WR00」)はミニマスのロードランニング用モデルです。昨年発売した「MR10」は「ベアフットだ!」という特別な意識を持たなくても履けるシューズでしたが、「MR00」はソールが12mmとトレイル用の「MT00」よりも、さらに1mm薄く、ドロップ(つま先と踵の高低差)も0mmとなっており、かなり本格志向です。ベアフットシューズはソールの薄さに目を奪われがちですが、それよりも、大きくフィーリングを左右するのがドロップです。厚めのソールでもドロップがなければ、ベアフット走法はしやすいと感じる人が多いと思います。そういう意味で、ドロップ0mmというのは究極のベアフットシューズといえるでしょう。
アッパーはハニカム型にクッションが入っています。フォアフット部の幅も「MTOO」より広いので、全体にやさしくフィットする印象です。タングはアッパーと一体化していて、足を巻き込むようにラッピングできます。シューレースも工夫されていて、どんな方が履いてもきれいにフィットしてくれるはずです。補強は接着によるテープが最小限にあるだけで縫い目はほとんど見当たりません。ソールはビブラム製になりました。パターンと硬度を変えた2種類の素材を組み合わせてあります。前作同様にインソールはありません。

足入れした印象はとにかくフラット。足裏がペタッと地面に張り付く印象です。踵が高いシューズを履き慣れた方が、ゼロドロップの「MR00」を履くと、フォアフット部のほうが高いと感じるかもしれません。ソールはトレイル用の「MT00」に比べると適度に張りがありますが、一般のシューズと比べると別物です。昨年モデルの「MR10」は踵着地をしても許容してくれましたが、「MR00」はそうはいきません。かなり衝撃を受けることになりますので、このシューズではミッドフットからフォアフットの着地がマストになります。

 

トータルでは剛性、ダイレクト感が、ソールとアッパーの各パーツでバランスが取れているので、極めて自然に足の動きに追従してくれる、バランスの取れたシューズです。トレーニング用として使うか、慣れている人ならレース用としても十分に使用できると思います。ただし、ヒールストライクからの脱却を考えているランナーが、いきなりトライするのは難しいかもしれませんので、無理をし過ぎないように注意してください。

20px
mr4-thumb-250x211 「MR00」(上)と「MR10」(下)。ソールの厚みだけではなくアッパーのつま先から甲への立ち上がりにも違いが見られる。
mr3-thumb-250x166 程よくクッションが効いたアッパー素材。これなら、素足で履いても心地よい。
20px

mr5-thumb-250x285MR00(男性用)
■サイズ
D 7 – 11,12(25.0 – 29.0, 30.0cm)
EE 7 – 11,12(25.0 – 29.0, 30.0cm)
■カラー/レッド/ブラック(RB・上)、グリーン/ブラック(GB・中)、シルバー/ブルー(SB・下)
■重量/約185g
■価格/¥12,600(税込)

WR00(女性用)
■サイズ
B 5 – 8.5(22.0 – 25.5cm)
D 5 – 8.5(22.0 – 25.5cm)
■カラー/ブリーチドイエロー(BC・上)、シルバー/ピンク(SP・中)、セラミック(CR・下)
■重量/約130g
■価格/¥12,600(税込)

■ニューバランス ジャパンお客様窓口 TEL0120-85-0997
http://www.newbalance.co.jp/minimus/

「トレイルランニング グッズ体感レポート」 一覧を見る

  • RL トレイルランニング
  • hoka トレイルランニング
  • merrell トレイルランニング
  • ESS トレイルランニング
  • ultimate direction トレイルランニング
  • rigトレイルランニング
  • hakubaclassicトレイルランニング
  • FORESTRAIL HIRUZEN-SHINJO
  • hoka トレイルランニング
  • ninja トレイルランニング