程よいサポートで、走りをスムーズに変革 違和感なく走れる
ベアフットトレーニングシューズ

「MR10」はベアフットランニングコンセプトシューズ「NB minimus」のロードモデル。トレイル用の「MT10」と比べると、奇抜な感じはありませんが、2足とも同様のコンセプトで作られています。

一見、踵が高そうに見えますが、つま先と踵の高低差は「MT10」と同じ4mmです。インソールはありませんが、アーチサポートは若干ついているため、通常のランニングシューズから履き替えてもあまり違和感がありません。アッパーがソフトで全体にフラットだな、という程度でしょう。ソール全体の厚みもかなりあるように見えますが、実際に走ってみると、ソールの屈曲は柔らかく、足の動きを妨げません。接地の感覚は固めの印象で、細かい凹凸は拾わないけれども、しっかりした着地感覚が得られます。ミッドフット部分の荷重感覚がそれほどダイレクトではないので、ベアフット的な見地から言えば物足りないかもしれませんが、通常のランニングシューズとしてみるとサポートが効いて位いて、楽に走れると思います。また、ニューバランスはミッドフットでの着地を奨励していますが、「MT10」は、自分で意識しなくても自然とミッドフットでの着地を促してくれます。足を前に振り出して踵着地をしようとすると、踵が低いため、なかなか接地しません。ですから、自然に身体の下でミッドフット着地を行うようになってきます。よく、裸足で走ると自然と走りが変わってくるといいますが、「MT10」にも、そんなベアフットランニングのエッセンスがしっかりと生きているように感じました。

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シューズの内側には縫い目がなく、裸足で足入れしても筆禍りを感じることがなく快適。 |
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MR10 / WR10 ■価格/¥12,000(税別)
■アッパー/Mesh/Sonic Synth.
■ミッドソール/REVlite
■アウトソール/Blown Rubber
■フットベッド/AEGIS(抗菌加工)
■サイズ/MR10 D: 7-10,11 WR10 B: 5-8.5
■重量/MR10 約240g(US9.5) WR10 約190g(US7.0)
■カラー/MR10 BG(BLUE/GREEN) BR(BLACK/RED) WR10 OG(ORANGE/GRAY)
■new balance http://www.newbalance.co.jp/minimus/