TrailRunner

suunto トレイルランニング

「inov8」が示すナチュラルランニングへの回答

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近年、ランニングスタイルの主流となりつつある「ナチュラルランニング」。ヒールストライクではなく、フォアフット(またはミッドフット)ストライクで走ることで、ブレーキング要素と足への負担を極力排除する効率的な走法です。シューズに頼るのではなく、人間の身体が持っている機能を最大限に利用して走る事から、「ナチュラル」と評されています。
元来、人間は裸足で走っていました。裸足で走る事によって、「ナチュラルランニング」は自然に導かれるのです。しかし、現代人はそうはいきません。子供のころかシューズを履いた生活が染み付いているため、いきなり裸足になるとさまざまな問題が発生するのです。
そこで、登場したのがシューズを履いても「ナチュラルランニング」を実現できるというコンセプト。イギリスのランニングシューズブランド「inov-8」は、早くからナチュラルランニングに着目た商品ラインナップを構成していました。
「inov-8」の最も大きな特徴はクッション量とドロップ(つま先とかかとの高低差)が商品毎に4段階に分かれている点です。ZERO=0ドロップ、1=3mmドロップ、2=6mmドロップ、3=9mmドロップとなっていて、踵に表示されているアロー(矢のマーク)の数で、どのバージョンのショックゾーン(ドロップ数)が使われているかが確認できます。これはトランジション・ジャーニーという考え方で、ランナーはナチュラルランニングの習熟度に合わせて、最適なクッション量とドロップを選ぶことで、無理なくトレーニングでき、自身の習熟度によってひとつずつアローを減らしていくだけで、最適なシューズを選べるというシステムなのです。さらに、「inov-8」では、ナチュラルランニングを習得するためのトレーニング法も提案し、ハード、ソフトの両輪でランナーをサポートしてます。

 

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ナチュラルランニングを実現するシューズとしての条件はドロップとクッションのほかにもあります。それがシャンク。シャンクとはミッドソールの土踏まずのあたりに埋め込まれた補強パーツで、シューズの屈曲やねじれ合成をつかさどります。一般的にシャンクがしっかりしていると安定感が増しますが、ナチュラルランニングではサポート力を増やせばいいというわけではありません。必要なのは足の縦横のアーチをしなやかに、ダイナミックに使う動きを上手く補助してあげることです。「inov-8」はランナーの個性や上達の度合いに応じて、さまざまなシャンクを用意。そして、その形状からも判るように、足の骨格に非常に似た形をしているのも特徴です。
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ラストはレーシングラストからオブリーク形状に近いもの、幅広なもの、さらには女性用のヒールが細いラストなどを用意、アウトソールも5種類用意され、ロードからトレイル用まで、本当に多彩なラインナップを誇る「inov-8」。一貫したコンセプトにのっとって作られたシューズラインナップは、上達とともに何足も履き続けて、長く付き合えるブランドです。
ナチュラルランニングの初心者から上級者まで、シチュエーションもロードからトレイルまで、すべてのランナーに応えるラインナップを送り出す、「inov-8」に注目です。

 

IVT2508M1写真右 TRAILROC 245
■価格/¥15,000(税別)
ちなみに、商品名の最後の数字は重量を表しています。
 
 
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